2016年12月31日土曜日

2016

人生の転機として最も大きかった1年を聞かれたら、これまでは2015年を挙げてきた。
転職し、熊本に移り住み、何よりHKT48と梅本泉に出会った年である。
そういう意味では、これからも一番の転機は2015年ということで間違いはないのかもしれない。
ただ、地震に遭い、再度転職して神奈川に戻ってきて、
そして上野遥と彼女を取り巻くファンたちと交流してきたこの1年は、
2015年に勝るとも劣らない内容の濃さであったこと、これもまた間違いない。
この2年で私は、立場も考え方も随分と目まぐるしく変わってきた。
もしかしたらそれは、学生時代を何も考えずに過ごしてきた私の、
少し遅れた「自分探し」だったのかもしれない。


色々ある人生も楽しいのだが、来年はもう少し落ち着いた年にしたい。
公演に行って、握手会に行って、コンサートに行って、仲間と合流して飲んで帰って、
それだけで自分が楽しむ分には十分に満足なのだが、
そうのんびりばかりしていられないのが48グループのファンの辛いところだ。
来年は、もちろん情熱を注ぐところにはとことん注ぐつもりだが、
決して「売り手」の言いなりにはならない、賢いファンを目指していきたい。
グループやメンバーのためになるとは到底思えないものには断固として協力しない姿勢が、
最近特にコマーシャリズムが見え透いている関係各所に反省を促すことを期待する。

2017年もどうぞよしなに。

2016年12月11日日曜日

しわす



気付けばもう12月も中旬である。
去年の同じ頃は、もうすぐ推しメンが卒業発表するなどとは想像すらしていなかった。
忘れもしない、熊本市中央区を流れる坪井川を渡る万歳橋の上で、
私は梅本泉卒業の報を知った。
10分ほど立ち尽くしていただろうか、そのまま家に帰る気になれなかった私は、
引き返してすぐのところにある郷土料理屋に入った。店名は「梅鉢」である。
適当に注文すると、神妙な面持ちの私を気遣ってか、
女将さんがあれもどうだこれもどうだと色々なものを勧めてくれた。どれも美味しかった。
勧められて頼んだ分もきっちり請求されたのはまあ、残さず食べたのだから当たり前だ。
1年前に、今からだと2年前になるが、癌を患ったという大将は元気にしているだろうか。

そんな思い出の残る店も屋根瓦が落ちてブルーシートに覆われ、
ばんざい饅頭本舗の手前にある坪井川を望む木造家屋は倒壊して更地になり、
私は仕事の辛さに耐えかねて地元神奈川に帰ってきた。
それでも変わらずに燃え滾っている情熱はある。

臭い話をするようだが、何もない私に唯一誇れるものがあるとするならば、それは友達だ。
久しぶりに帰った関東で、ギター仲間と再会した。
高校や大学で仲のよかった友達が、早速飲みに誘ってくれた。
そして関東のはるたん推しの同志たちは、待ってましたと言わんばかりに私を歓迎してくれた。
私は今、これまでの人生で一番友達が多くなっている。
それは全てはるたんが導いてくれた縁である。
「よくアイドルにそんなに金を使えるな」と言われることにはもう慣れたが、
今の私にはそれに対する明確な答えがある。
友達は財産だ。かけがえのない財産をもたらしてくれた人に、お礼をするのは当然のことだ。

生活のリズムが変わって早寝早起きするようになったため、最近はG+にコメントしていない。
はるたんに思いの内を伝えることこそできていないが、
そのうち握手会ででも改めて感謝している旨を話さなければならない。
毎回何かしら感謝している気はするが、まあ構うまい。本当に感謝しているんだから。

春のツアーが発表され、博多座も相まってはるたんファンは大忙しだ。
今度こそ、しっかり働かないといけないなあ…。

2016年11月24日木曜日

勤労感謝

仕事があるありがたみというものは、これまでの人生で今一番感じているかもしれない。
何にせよ、働いて稼がないことには、はるたんに貢献しようがないのだ。
転職して実働時間が1日あたり3時間ほど減り、自分の時間は大分増えたことだし、
向こう1年くらいかけて、少しずつ人並みの人間らしさを取り戻していきたいものである。


さて、昨日も死ぬほど楽しかったのだが、私が持っていた20枚では大した話はしていない。
今回はいちいち全てのやりとりを記すのはやめておくが、
5部の最後に4枚出しした際に印象的だったことだけ皆様にご報告しておきたい。

昨日は特に真面目な話をするつもりはなかったのだが、
そのうち言おうと思っていた「仲間に出会わせてくれたことへのお礼」を言うことにした。
私は梅推しだったとき、どこの会場に行くにも一人で、帰りも一人で帰ってきていた。
元々孤独感が好きな変な奴なので、それはそれで悪くはなかったのだが、
はるたん推しの同志とイベント会場で喋ったり帰りに飲みに行ったりするようになってから、
誇張抜きでこれまでの人生で一番楽しい時間を過ごしている。
きっといつの日かはるたんが卒業した後でも、一生の付き合いができる友達。
友達と呼ぶには歳が離れている人が多いが、同じ色の魂を持った、かけがえのない友達だ。
そんな友達と巡り会わせてくれたことに本当に感謝していると言うと、
はるたんはこの日一番嬉しそうな顔をしていた。

きっとはるたん推しの同志がいなければ、
私もここまで熱心にはるたんを応援していなかったかもしれない。
今度は私が誰かにとってのそういう存在になれるように頑張ろうと、
そんな決意を固めた一日だった。

2016年11月20日日曜日

妄想パラダイス



脳内パラダイス公演。
生で見たことはないのだが、私の好きなセットリスト不動の第1位である。
「ぼくのかんがえたさいきょうの劇場公演」みたいなものを考えてみても、
半分くらいは脳パラの曲になってしまうくらいに大好きだ。
3周年の脳パラ再演はもう何度繰り返し見たかわからない。

それだけに、今回スケジュール的に5周年の再演が見られないのが悲しくて仕方ない。
おまけにはるたんもなおぽんもまりりさんも紗英ちゃんも出演するではないか。
次にHKTの脳パラが見られるのがまた何年後になるかもわからないのに、
よりにもよって平日開催とは痛恨の極みである。
私はこんなに脳パラを愛しているというのに、27日に握手会なんかやってる場合か!

まあ、文句を言っていてもスケジュールが変更になるわけではない。
本来公演メンバーが発表になる前に書こうとしていた妄想記事でも書いて、
少しでも気分を紛らわそうではないか。

というわけで、Twitterではチラッと話題にしたのだが、
「今のHKTで脳内パラダイスをやるとしたら、どんな布陣が最強か」という観点で、
16人のメンバーを選んでみた。

深川舞子
村重杏奈
本村碧唯
井上由莉耶
岩花詩乃
宇井真白
上野遥
岡本尚子
神志那結衣
渕上舞
山田麻莉奈
栗原紗英
外薗葉月
村川緋杏
地頭江音々
豊永阿紀

…まあ、私が選べばこうなるよなという感じである。
正直、3周年のときのメンバーはかなりベストに近いので、半分はそのままだ。
豊永阿紀さん(あだ名は「あちたん」というらしい)はまだ公演にフル出演していないが、
ロマンスかくれんぼやSHOWROOMでの言動を見ていて大きな可能性を感じているので、
期待を込めての選出である。

もちろんユニットも考えてある。
私が見てみたいのは下記のような感じだ。

◆ 泣きながら微笑んで
村重

◆ MARIA
上野 本村 地頭江

◆ 君はペガサス
豊永 深川 宇井 岩花

◆ ほねほねワルツ
外薗 村川

◆ くるくるぱー
渕上 井上 山田 栗原 岡本 神志那

どこが本店の誰ポジとかはよく知らないので、
単純に歌い出しの時点での並びを下手から順に書いてある。
なおぽんと舞ちゃんは3周年に引き続きくるくるぱーなのだが、
ポジションが違うので勘弁して頂きたい。

この中で一番見たいのは葉月と緋杏のほねほねである。
正直ほねほね自体はそこまで好きな曲でもない(むしろ変な曲だと思っている)のだが、
この曲の世界観を表現するのにこれほどの適任者はいるまい。
まいこむさんと豊永さんのマブダチコンビによる君ペガもいつか見てみたい。
おそらく豊永さんは詩乃ちゃんや紗英ちゃんのような表情重視型パフォーマーなので、
君ペガのような大袈裟な曲は絶対に似合うはずだ。

平日に余裕があったら、実際のメンバーによるユニット予想記事でも書こうと思う。
個人的には1期生4人の君ペガと奈子の泣きながら微笑んでが見てみたいものだ。

2016年11月13日日曜日

ステージの片隅で

ほんの1年半ほど前までは3つのブログを並行して書いていたものだが、
少しサボっていると文章の書き方がよくわからなくなってくる。
高校の授業でソフトボールをやったとき、
中学2年で野球部を辞めて以来数年ぶりに受けた内野ゴロの打球に恐怖したものである。
「継続は力なり」とは使い古された言葉だが、
だんだん継続することで得られる結果が「成長」から「現状維持」に傾いてきたのを感じる、
27歳も半ばに差しかかろうとしている今日この頃。
冬の寒さに思い出すのは、ホークスとうじん通りを歩きながら感じた潮の香りだ。



そんなわけで、すっかり旬の話題に乗り遅れてしまったが、
はるたんがずっと言いたそうにしていた大仕事の情報がついに解禁された。
本ブログをご覧の皆様なら既にご存じであろう、舞台「熱血!ブラバン少女」への出演である。

仕事の大小というのは単一の指標で測れるものではないが、
正直私は、この話はHKTの中で選抜メンバーに選ばれるよりも重大なことだと思っている。
別に私の意見がはるたん推しの総意と思う人もいないだろうし、
この機会にはるたんの今後の展望について、個人的に思うところを綴っておきたい。

まず、私の応援スタンスについてだが、これは梅推しのときからずっと変わっていない。
選抜に入るというのは、それはそれでめでたいことだし、
本人がそれを望む以上は当然選抜入りに向けた応援の仕方はしていくのだが、
はっきり言って私は選抜仕事に対してほとんど興味がない。
歌番組は一切見ないし、バラエティーに出て一言二言喋るのを見ても大して嬉しくないし、
本店主導のイベントに顔を出す機会が増えても逆に迷惑だと思ってしまうくらいだ。
グループ内序列を上げることで、将来に対してマイナスの影響はないだろうが、
とにかく劇場公演が大好きな私にとって、それ以外の仕事による邪魔が入るというのは、
ただ単に自分が楽しむだけであれば、ないに越したことはないのである。

総選挙でランクインしたり選抜に入ったり、実際にそうなった際には、
もちろんまた何年分かわからないくらいの涙を流すのだろう。
ただ、やはり自分が応援としてやっていることにどれだけの効果があるのか、
総選挙ランクインや選抜入りを果たしたとして、その先にどんな影響があるのか、
そういった懐疑と戦いながら応援し続けていることは間違いない。
だから私は、自分の楽しみとは真逆の方向に行く可能性を孕んだ「応援」を、
さも高尚なものとして「推し事」と呼ぶのはあまり好まない。
自分が楽しめないのであれば、そんなやけくその「応援」に意味はないと思うのだ。

さて、では今回の博多座出演についてはどうだろうか。
色々考えた。例えば博多座の期間中、
はるたん以外の好きなメンバー全員が出る公演に同じ回数入れるとしたらどうか。
そんな自問をしてみて気付いた。私は「HKT48」よりも「上野遥」を取るだろう。
あんなに大好きな劇場公演に、1ヶ月近くもの間、
いや、稽古の期間などを加えるともっと長い間はるたん不在ということになるかもしれない。
しかし、座長公演を行った博多座に今度はHKTからたった一人、
そんな大舞台への期待感は、私のちっぽけな寂しさなど軽く吹き飛ばしてくれるものだった。

これまでやってきた仕事との違いに戸惑うこともあるかもしれない。
しかし、座長公演に出ていたどのメンバーでもなく、
上野遥が選ばれたというその期待に応えることができたならば、
それは総選挙ランクインや選抜入りなど比ではない、大きな大きな財産になるはずだ。

このチャンスをものにできるかどうかは、全てはるたんの頑張りにかかっている。
我々ファンが金を積めばどうにかなるというような、そんな甘い戦いではない。
だが、その戦いを「孤独」だと感じさせないために、ファンの側にもできることはあるはずだ。
はるたんファンが一致団結するための、ドキュメンタリー以来の大チャンス。
そう、これは我々ファンにとってもチャンスなのである。

忘れかけていたこの感覚。
はるたんを喜ばせるために何をしようかあれこれ考えるのが、今、最高に楽しい。

2016年10月30日日曜日

Back in Town

日本で「Back in Town」と検索すると一番上に出てくるのは、
お酒と料理を楽しみながら生の音楽を聴くことができる、曙橋のライブハウスである。
カナダのギタリストであるアントワン・デュフォールが来日した際、
このBack in Townでライブが行われたのだが、
繁忙期の平日夜だったために行けなかったことを今でもよく覚えている。
ちなみに、私は直接面識はないのだが、
「プリンセス・ピンク」の異名を持つギタリスト、椎野みち子氏もこの店をよく使うらしい。

そんなプチもいいところな情報はさておき、結局仕事は辞めることになった。
色々あって元の勤め先には伝えていないのだが、既に次の会社も決まっている。
熊本の家は20日に引き払い、約1年間にわたる九州での生活は幕を閉じ、
また生まれ故郷の神奈川で過ごすことになる。
関西出身の上司は「横浜の人は冷たい」なんてことを言っていたが、
やっぱり私は関東で「普通」とされるくらいの距離感での人付き合いが好きである。
どうも関西の人は苦手な相手でも「放っておく」ということをしないように思える。
特に私など余程気が合わない限り心の交流をシャットダウンするタイプなので、
上司からしてみれば何を考えているかわからない、つまらない奴だったと思うのだが、
そんな相手でも何かいじれる部分を無理矢理にでも見つけて徹底的にいじってくるのだ。
正直会社での私など、人畜無害無味無臭で存在感の全くない人間だったと自分では思うが、
この1年間で、特に飲み会の席では随分と滑稽な面白キャラとして消費されてきたものである。
まあ、飲み会で「放っておいてほしい」などと言うのは営業マンとしてはまずいのだろうが、
そんなこんなですっかり「会社の飲み会」というものが嫌いになってしまった。
次の会社は横浜本社以外に事業所はなく、
おそらく神奈川近辺の出身者が多いはずなので、気が合う人が多いことを願うばかりだ。



とりあえず11月から働き始めるので近況報告をしようと思ったが、他に書くことがない。
ハロウィン公演に入れないのは心底残念だが、
流石に出社初日に「明日休んで福岡に行きます」と言えるほど頭のネジが緩んではいない。
5周年はどうやら脳パラ公演の再演がまたありそうなので、
そこに照準を定めて1ヶ月くらいは大人しくしていようと思う。

2016年10月16日日曜日

all day long

最近の握手会は最終部近くまで残ってステージイベントを眺めつつ、
同志たちと合流して一杯と言わず何杯か引っかけて帰ることが多いので、
はるたんが1部からだったりすると朝から晩まで会場にいることになる。
とは言え、会場が横浜だとやはり帰るのは楽で、
昨日も19時頃から飲み始めて4時間近く盛り上がっていた。
本店シングルはあまり買っていないのだが、
今後も横浜会場には無券でも駆けつけて飲み会にだけは参加することにしよう。

◆1部 上野遥

(2枚)
先月の名古屋個別の記事にも書いたが、なおぽん推しのK氏という知人がいて、
この日は彼とそれぞれの推しメンのレーンで連番する段取りをしていた。
3部に来るという話だったので、忘れないうちにジャブを打っておいた。

(2枚)
今年はどうもハロウィン公演はないか、あっても行けないことは間違いなさそうなので、
もし今年も入れたらやろうと思っていた仮装のネタバレをした。
仮装と言っても去年とテイストは変わらず、
ティアドロップ型サングラス以外にお金はかからないパーフェクトヒューマンである。
本当はデーモンキングをやりたかったのだが、
準備が大変すぎる上に誰にもネタが伝わらずただただ怖いだけになるのは確実なので、
衝動的に小道具を揃えるまでには至らなかった。

(3枚)
そういえばはるたんには、もう一つの趣味であるクラシックギターの話をしたことがなかった。
熊本にいる間はコンサートにもコンクールにも楽器屋にもほとんど顔を出す機会がなく、
丸1年間ひたすら好きな曲を練習するだけの日々を送っていたのだが、
握手会の前日に久しぶりにコンサートを見に行き、ギター仲間と再会した。
その際、すっかり劇場公演に慣れてしまったせいで開演1時間前には会場に着いてしまい、
友人に「早く来すぎだ」「物販も抽選入場もないぞ」といじられた話や、
黙って聴くのが普通のクラシックギターにMIXを入れたくてしょうがなかった話をした。

(3枚)
お陰様でと言うべきか、はるたんファンの間で光るはるたん団扇が静かなブームである。
私が作った上野ドラムと上野オクタゴンの他に、
LEDテープを巻いて光源とするタイプを作った同志が二人。
生誕祭でも見事にDMMで抜かれ、2chの実況スレでも話題になっていた。
メンバーの名前を目立たせることは決して悪いことではないだろうということで、
私もより光量に拘った新作を作ろうと目論んでいる。
ということをはるたん本人に宣言してしまったので、またいいものを作ってやろうではないか。

◆2部 上野遥

(6枚)
はるたんは今話題の「君の名は。」で一人映画デビューしたとのことだが、
私など逆に誰かと連れ立って映画を見に行ったことは数えるほどしかない。
私は感動屋なので、基本的に映画館に見に行くほど気になっているような映画なら、
どんな映画だろうと何かしらに由来する感動で泣いてしまう。
特に感動要素のないディザスター映画でも映像の素晴らしさに涙することもしばしば、
という話をしていたら、「如何に涙腺が緩いか」という説明の流れで、
梅の卒業公演のときは翌日の仕事中にも10分に1回思い出し泣きしていた話になった。
基本的に浮気に厳しいはるたんだが、
梅梅言っても全く怒らないので、亡霊には優しいのだろうか。

(6枚)
今月は西鉄ホールでの公演がないので、昔の映像などを見返している。
中でも劇場3周年のリバイバル公演3dayは大好きで、何度見ても全く飽きない。
はるたんは初日の手つなに出演していたのだが、
私はどうしてもまたはるたんのGlory daysが見たい。
ちなみにはるたんはこのとき、曲の終わりに帽子が脱げそうになっていたらしい。
帰って見てみたら、確かにサッと帽子を押さえているところが確認できた。
2年近く前のことだが、よく覚えているものだと感心してしまった。

◆3部 上野遥

(2枚)
ここで連番の約束をしていたK氏が到着したので、私が先にレーンに入って軽く紹介。
小声で「神対応のほど、よろしくお願い致します」と言っておいた。

(2枚)
どうやらK氏はとても満足してくれたらしく、「来てよかったと言ってたよ」と伝えておいた。
名古屋でなおぽんに説明した、彼との具体的な関係を教えると、
「運命だね!ワンチャンあるね!」と何故かK氏とくっつけようとしてきた。
もしかして私も男が好きな男だと思われているのだろうか。
確かにゲイにはよくモテるし、東海道線で痴漢に遭ったこともあるのだが…。

(6枚)
いつものようにレーン前ではるたん推しの同志と話し込んでいたのだが、
この日は公演の細かい振り付けの話になったので、はるたんにも振ってみた。
私はとりわけキャパシティーのサビ中、
腰の位置で拳を握って頭の位置まで上げてからビシッと額の前で握り直す動作が大好きで、
これを勝手に「キャパキャパグリップ」と命名し、色んなメンバーの動きを見比べている。
個人的に最高だと思うのはなおぽんである。参考のGIFを貼っておこう。



Twitterに上げるためにサイズを絞ったものなので、画質が粗いのはご勘弁願いたい。
はるたんは「キャパキャパグリップ」というネーミングがツボったらしく、
思いもよらずこの日一番ウケたのでいい気分に。

(14枚)
また時間配分をミスってまとめ出しになってしまったので、生誕祭の話をした。
G+のコメントに話が及ぶと「本当に真面目だよね~」と笑われてしまった。
真面目というか、何か刺さればと思ってためになりそうなことを言っているだけなのだが、
あんなテイストの人は他にいないので変に目立ってしまっているのかもしれない。
亀仙人のくだりはわかりにくいかと思ったので、
背景となる作風やどんな意図の台詞なのかということを解説しておいた。
それほどまでに、私としてはあの台詞は「何かに打ち込む人」にとって有意義だと思うのだ。

◆4部 山田麻莉奈

(1枚)
はるたんのお見送りを挟んで、昼食を立ち食いしつつまりりレーンへ。
1枚出しは握手会デビューの去年5月以来なのだが、
次の話題に3枚くらいかけたかったので、手持ちの4枚と相談して1枚出し。
この日のまりりさんはアニメのコスプレをしていたので、
「今日のテーマは何ですか?」と聞いてみたのだが、
タイトルもキャラクターの名前も全然日本語として認識できなかった。
辛うじて何となく聞き取れた語感を頼りに「てんてこ」「月隠時子」などと検索していたのだが、
正確には「変猫」「筒隠月子」だった。全くヒットしないわけだ。
私も中高生のときはアニメやゲームが大好きだったのだが、感覚が鈍ったものである。

(3枚)
まりりさんも私のハンターを目撃した16人のうちの一人なので、
1年近くの時を経て「覚えてないかもしれないけど…」と話を振ってみたら、
「ああー!」と100点満点のリアクションをしてくれた。どうやら覚えていたようだ。
後ははるたんと同じような話の流れになった。
パーフェクトヒューマンについては「背高いし似合いそう!」とお世辞を言ってくれた。
こういうところはやはり大人の女性だなと感心する。

◆4部 栗原紗英

特に内容のある話はしていないのだが、紗英ちゃんは相変わらず凄まじい破壊力である。
始終猫撫で声だし目をがっつり合わせたまま顔を傾けて色んな角度から見てくるし、
あまり枚数を積むとハマってしまいそうで非常に危険だ。
そんなにお金を使う気がないのなら、
公演で遠巻きに眺めるだけにしておいた方がいいかもしれない。

◆昼の部 松本日向

(2枚)
唯一買っていた4期生の券は、松本日向が4枚。
正直、人となりもよくわからないメンバーを4枚も買うのはかなりの冒険である。
ひとまず「初めまして」と挨拶してから、
ずっと気になっていた月刊エンタメの4期生特集の話をした。
と言うのも、最近色々な雑誌で4期生特集が組まれているのだが、
月刊エンタメだけあだ名の欄に「ひなっちょ」と書かれているのだ。
真相はどうやら途中で採用を見送ったニックネームらしく、
本人は「黒歴史」と言っていたので今後使われることはないと思うが、
私は「Ever17」のファンで「コメっちょ」に似た語感が好きなので、
今後もひなっちょと呼び続けようと思う。決して嫌がらせではない。

(2枚)
2ループ目の話の内容は諸事情により伏せてさせて頂く。まあ大した話はしていない。
そんなことより、1ループ目で手を握ったときに「手冷たっ」と言われ、
その後喋りながらずっと両手でスリスリと温められたのに、年甲斐もなくドキドキしてしまった。
飲み会でも話題になったのだが、どうやら4期生は握手会について相当な指導を受けていて、
初っ端から所謂「釣り」テクニックを駆使しているメンバーが散見された。
そんなことでデレデレして握手券を積むほど単純な男ではないつもりだが、
きっとまた4期生を買うならひなっちょを買ってしまうだろう。

◆5部 岡本尚子

(2枚)
ここでまたK氏と合流し、今度はさっきと逆パターンで連番。
名古屋で話したことを覚えていたらしく、
K氏の時間なのに後ろにいた私にも「そういえばこの間言ってたよね!」と話しかけてくれた。
丁寧に紹介してくれたK氏には感謝である。
自分の時間になってからは、新潟の出張公演の話などをした。

(3枚)
なおぽんはキャパキャパグリップの第一人者なので、はるたんと同じ話をした。
ちなみにKⅣでのキャパキャパグリップは咲良さんがとてもよかったのだが、
なかなか見る機会がないのが残念である。

(3枚)
正直なおぽんははるたんに次いで私の中では特別なメンバーである。
今後もH公演でよく会うだろうし、握手券も毎回必ず買うつもりなので、
観念して(?)名前を名乗り、ちゃんと自己紹介しておいた。
「名前を恭平と言いまして」と名乗ったところで「恭ちゃん」とボソッと言われたのだが、
私の数少ない女友達は私を「恭ちゃん」と呼ぶことが多く、なんだか嬉しくなった。
一番肝心な「はるたん推しである」ということを言いそびれたのだが、
まあいつもピンクだからわかっているだろう。



最近はイベントの内容と同じくらい、現地で会った人と交流することが楽しみになっている。
これは孤高のオタクだった梅推し時代には考えられなかったことだし、
これらは全てはるたんが繋いでくれた絆である。
そのことに対するお礼も言おうとして忘れてしまったので、次こそはちゃんと伝えたい。
いつの日かはるたんが卒業しても、一緒にはるたんを応援した人たちとは、
いつまでも何でも語り合える友達でいたいと、そう思う。

2016年10月10日月曜日

はい、ちぃず

自他関係なく、普段から人の写真を撮らないものだから、
写真を撮る際の定番のかけ声というのも、去年の12月27日に発したのが最後だ。
まあ、結局今回も特別何か言ってから撮影したわけではないので、
もしかしたら私はもう一生「はい、ちぃず」という言葉は口にしないのかもしれない。
いや、むしろ誰かに頼まれて写真を撮る機会があっても、かけ声は別の言葉にしよう。
握手会後の飲み会で「前の推しメン」の話が出たものだから、
そんなことをふと考えた体育の日の昼下がり。

というわけで10月9日、私は8部のツーショット写真会の券だけ確保していたのだが、
暇すぎて早く会場に着いてしまったので、8部の券を少し取り崩し、
推し増し制度を利用して7部の握手券として使うことにした。

◆7部 上野遥

(2枚)
生誕祭のペンライト演出について、
シアターの女神で衣装に合わせた3色に色分けする案を出したのは、実は私である。
生誕祭についての記事でも述べた通り、私はアイデアを出しただけで、
実務上は何も大した仕事をしていない。
あそこまで綺麗に決まったのは他の委員の皆様や来場者の方々の協力があったからで、
それについて自慢をする気も手柄を主張する気も更々ないのだが、
DMMコメントではるたんがこちらの演出意図を100%汲み取ってくれていたのが嬉しくて、
そのことだけを伝えておいた。

(2枚)
10月は西鉄ホールが全く使えないとのことで、
必然的に10月の大イベントであるハロウィン公演も、少なくとも10月中にはないことになる。
まあ大イベントだと思っているのは私だけかもしれないが、
未だにメンバーに対しては「ハンターさん」としての印象が強い私としては、
もし行われないなんてことになったらそれはそれは悲しいことである。
という話をしたが、まず当選しないことには仕方ないんだけどね。

◆8部 上野遥

(2枚)
そういえばNGT劇場出張公演についての記事を書くのをすっかり忘れていた。
今更なのでこの場を借りて書いてしまうが、10月3日の新潟出張公演に行ってきた。
出張公演といえば、名古屋出張公演の際にまさかの初優勝を飾った苦い思い出があるが、
なんと新潟出張公演でも見事優勝し、立ち見最後列に。
旧劇場を含めたHKT劇場では一度も優勝したことはないのだが、
どうも出張公演とは相性が悪いらしい。
そんなわけで肉体的にはかなり辛い公演だったのだが、新潟の立ち見は案外悪くなかった。
はるたんもばっちり見えていたと言っていたし、
何よりその日は立ち見席真後ろの関係者席にNGTメンバーが見に来ていて、
最近気になっている小熊倫実さんや奈良未遥さんを間近で見ることができたのでよかった。

(2枚) ※1枚ツーショット当選
サイン会と同じ要領で抽選を行うと、2ループ目にしてツーショットに当選した。
当選確率は大体サイン会と同じようなものだろうか。
ちょっと前にiPhoneケースをピンクのものにしていたので、
「あ、ピンクだ~」「意識高いでしょ」なんてやりとりをしながら1枚。
「家で猛練習してきたけど、いくら撮ってもイケメンに写らない」と自虐をかますと、
「そんなことないよ~」とお約束のフォローを頂いた。
私はどうにかはるたんの口から「イケメン」と言わせたいのだが、今回は失敗である。

(2枚) ※1枚ツーショット当選
1枚目で左手を下ろしたまま撮ってしまったので、2枚目はしっかりとシャカサイン。
この日はIronman World Championshipハワイ大会に私の父が出場していたので、
そんな意味合いも込めてのハワイの挨拶だと懇切丁寧に説明。
こういうところがオタクの面倒臭いところだと自分でもつくづく思うが、
笑って聞いてくれるはるたんはやはり女神だなとしみじみ。

(2枚) ※1枚ツーショット当選
そんなにポーズにバリエーションがあるわけでもないので、
シャカサインの小指を鼻の穴(もちろん自分の)に突っ込んで撮影。
これが意外とウケたのでよかった。
どうも私はG+のコメントは基本的に敬語だし、
対面しても紳士感を出したいあまりふざけたことは言わないので、
ユーモアのセンスに乏しい奴だと思われていた節がある。
これからはもう少し貪欲に笑わせにいってもいいかもしれない。

(8枚) ※3枚ツーショット当選
ここまで来ると慣れたもので、グラビア撮影よろしくポーズを変えつつ3枚撮影。
残りの時間は、まあここに書くまでもない他愛もない話で終了。
結局どうしても伝えておきたいことはG+にコメントしてしまうので、
握手会ではどうでもいい話に終始するスタンスがいいのかもしれない。


この日は全体的に人数が少なかったのだが、
その分一人一人の対応に時間をかける余裕があったのか、
他の人への対応も私が見た分ではかなりよかったように見受けられた。
ひとまずは、開演まで1時間を切ったじゃんけん大会での活躍を祈りつつ、
またたくさん券を買ってしまった来週のHKT個別を楽しみにしたい。

2016年9月27日火曜日

祭の後

思えば、推しメンの生誕祭に入るのはこれが初めてのことだ。
推しメンの生誕祭より推しメンの卒業公演の方を早く経験したというのは皮肉な話だが、
日曜開催で関東や他の地方からも多くのはるたん推しの同志が駆けつけ、
どちらを向いてもピンクだらけの錚々たる顔ぶれが出揃った。
私などはるたん推しとしてのキャリアは全くもって浅い方だが、
そんなことは関係ないと生誕委員の中でも責任のある仕事を任せて頂き、
いつ以来か、もしかすると初めてかもしれない、
一つの行事の成功に向けて取り組む一体感や感動を味わうことができた。

まあ、責任のある仕事と言っても、私などは大したことはしていない。
それでも、はるたんは生誕委員のみならず、ファン一人一人の思いを全て汲み取って、
笑顔で17歳の抱負を語ってくれた。
私は中3の終わり頃からのはるたんしか知らない。
しかしこの1年半ほどだけ見ても、彼女が見違えるほどに成長したのは疑いようのない事実だ。

生誕祭についてのメールとG+の内容は共通している部分も多かったが、
私はメールにだけ書いてあった「思い」の部分がとても嬉しかった。
要約すると概ねこんなことが書いてあった。

「1年間、悔しかったことは確かにたくさんあった」
「それについて話そうかとも思っていた」
「でも、その場では自然と悔しかったことは忘れていた」
「きっと嬉しかったことの方が大きかったから、かもしれない」

涙涙の生誕祭が悪いとは言わない。
しかし、私ははるたんの笑顔を見るために応援しているのだ。
だから、16歳の1年間を笑顔で総括してくれたことは、
どんな感謝の言葉にも勝る、ファンに対する最大のご褒美だと私は思う。

はるたんのG+へのコメントで引用したドラゴンボールの台詞、
亀仙人が弟子入りした悟空とクリリンに対して言った言葉をここでも紹介する。

武道を習得するのは ケンカに勝つためではなく
ギャルに「あらん❤︎ あなた とっても強いのね〜ウッフーン」と いわれるためでもない!
武道を学ぶことによって心身ともに健康となり それによって生まれた余裕で
人生をおもしろおかしく はりきって 過してしまおうというものじゃ!

はるたんにとっては、劇場公演が武道の代わりになるものだ。
劇場に立ち続けることが芸能界において何の役に立つのかという意見もある。
しかし、劇場公演で得られるものとは、そんな目先の指標で量れるものではない。
劇場公演で培ったスキルを直接何かの役に立てるのではなく、
劇場公演を通じて鍛え上げた心と身体を、人生のあらゆる場面で生かしていく。
そんな感覚を身に着けてきたからこそ、はるたんの活躍が目立ち始めたのではないかと思う。


17歳、上野遥には無限の未来が待ち受けている。
その未来を少しでも明るいものにするために。
我々もまた、再スタートである。

2016年9月23日金曜日

関東より少し暑い薄曇りの名古屋は、しかしどこか我々を歓迎しているようである。
誕生日を迎えて間もないメンバーが多く、
いつにない盛況ぶりの握手会場の雰囲気がそんな風に感じさせる。

無論、我らが推しメンであるはるたんもその一人である。
はるたん推しが多数集まったこの日の握手会は、同志の結束を高める絶好の機会となった。
土用の丑の日且つ土曜夜だったせいで前回食べ損ねたひつまぶしを囲みつつ、
立ちっぱなしの身体に染み入るビールで乾杯などしていたのだが、
まあそれはそれで楽しい思い出として、今回もメンバー毎の備忘録を記しておきたい。

◆2部 駒田京伽

向こうから何も話を振られなければ必殺のハロウィン公演の話をするつもりでいたのだが、
この日は買ったはいいものの、
暑すぎてこれまで着る機会のなかったピンクのスカジャンを着ていたので、
絶対そこに突っ込まれるだろうと予想していた。
案の定「すごいピンクだねー、はるたん推し?」と話を振られたので、
「家からこの格好で新幹線に乗って来たよ」と用意しておいた答えを返すことができた。
太陽が隠れていたおかげか、この日のぴーちゃんはやたらと元気で可愛かった。

◆昼の部 岩花詩乃

(2枚)
詩乃ちゃんにもピンクいじりをされたので、そんなことについて何往復かやりとり。
はるたん推しなのは一目瞭然なのだが、この後のスペシャルステージについて、
「遥もいるから見に来てね」と営業トークを受けた。
気になってスペシャルステージ入口にいるスタッフの手元を見てみると、
どうやら入場者数をカウントしているっぽい動きをしていた。
こうした無料イベントも何らかの指標として使われたりするんだろうか。恐ろしい世界だ。

(2枚)
読者の皆様はもう755はアップデートしただろうか。
私はアップデートしてしばらく755が使い物にならなくなってしまったので、
そのことについてヘビーユーザーである詩乃ちゃんに警鐘を鳴らしたのだが、
既に危険を察知してアップデートを見合わせていたようである。流石だ。

◆3部 渕上舞

「ハッピーバースデー」と一言言うと、そこからは舞ちゃんが全部話の筋道をつける形で、
20歳になってからは時の流れが早いという、私にとっては既に懐かしいような話をした。
しぇからしかのMVで舞ちゃんが放っているジャンピング式右ストレートには、
実はスーパーマンパンチというちゃんとした名前があって…などという、
アホ極まりない話をしようとしていた自分のセンスのなさに、
ただただ恥じ入ってしまった次第である。
舞ちゃんレーンには何も考えずに突っ込んだ方がよさそうだ。

◆4部 岡本尚子

(2枚)
以前なおぽんがサクラ大戦の話をしていたので、どれくらい詳しいのか聞いてみた。
現段階ではお姉様の影響で少し齧っている程度らしいのだが、
「おすすめがあったら教えて」なんて言われてしまったので、
もちろん私は原作ゲームの2と3をおすすめしておいた。
特に2のエンディングテーマである「夢のつづき」は、
間違いなくなおぽんの声質にぴったりであろう名曲である。

(3枚)
なおぽん推しのK氏という知人がいて、彼とは九州に引っ越してから知り合ったのだが、
話していくうちに地元が同じ神奈川であるばかりか、なんと高校の後輩であることが発覚した。
7学年も下なので当然在学中は顔を合わせる機会はなかったが、
私の出身校は幼稚部からあるマンモス校で、彼は小学校から通っていたので、
私が高校生の頃に同じ敷地内に通っていたことは間違いない。
私は大学よりも高校に帰属意識を感じていて、
高校の後輩に出会ったら親切にしようと決めているので、
そんな偶然があった話をした後、
「可愛い後輩だから、これからもよろしくね」と援護射撃しておいた。
K氏には今度ひらおの天ぷらでも奢ってもらわねばなるまい。

(3枚)
ドキュメンタリーの構成としてなおぽんを取り上げる構想があったことは、
指原監督が自ら述べている。
「カットされたところも見たかったな」という話をした後、その頃の思い出話になった。
私はエンドロール中に映っている、なおぽんが観覧しに行った座長公演を見に行っていた。
あのときは近くにいたファンが急に「今日のアンコールはなおぽんお願いします!」と振り、
なおぽんは驚きながらも、ちょうど折り返しの公演だったことを織り交ぜ、
立派な口上を披露してみせた。
翌日に梅と二人で助っ人出演したシアター公演も見に行っていた。
来笑と舞ちゃんにいじられてタジタジのユニット明けMCは今でも鮮明に覚えている。
なおぽんとはこの日一番自然に話すことができたので、是非また行きたいと思う。

◆5部 上野遥

(2枚)
まず誕生日のお祝いをした後、珍しく着ていた黒いトップスについて言及してみた。
私も普段黒とピンクのTシャツを着ることが多いのだが、
この日はスカジャンの下に黒地にピンク文字のドルフ・ジグラーTシャツを着ており、
それがいつも着ているピンク地に黒文字のTシャツの色を反転したものだと説明すると、
「本当だ、色違いだ~!」と驚いていた。
ピンクを取り入れたTシャツをたくさん出してくれているドルフには感謝しなければいけない。

(3枚)
はるたんはまだドキュメンタリーの本編以外は見られていないそうなので、
愛ちゃんのロングインタビューを猛烈におすすめしておいた。
はるたんのみならず、HKTのメンバーは全員見ておくべき名インタビューである。
私はいつでも見られるように動画を圧縮してiPhoneに入れたのだが、
それがどれだけ大変なことなのかはいまいちはるたんには伝わらなかった。

(27枚)
はるたん推しの同志とレーン前で話し込んでいたら、
いつの間にか受付終了時間が迫ってしまい、
こんな枚数のまとめ出しになってしまった。
サイン会のときにループに失敗してまとめた23枚を超える、過去最高枚数である。
自信がなかったので「時間配分を間違えた」と素直に白状し、自分の話を少しと、
はるたん推しになったきっかけの話、地震の話などをした。
アイドルの握手会というイメージからはかけ離れた落ち着いた会話だったが、
私はこれくらいの雰囲気で話すのが好きなので、とてもいい温度感だったと思う。
後ろに並んでいた同志から「長話だったね」とからかわれてしまったが、
4分半喋り続けて全く事故らなかったのは自信がついた。
これで次からもまとめ出しは怖くない。



結局県民ホールでの発表については触れなかったが、
結果的にはそれで正解だったと思っている。
はるたん自身もご機嫌で、自然と楽しい方向の話になったのはいい傾向だ。
スペシャルステージでは我々はるたんファンをいじる余裕もあったり、
総選挙の際にも言っていた、ファンとの関係性を大切にしようという姿勢がよく伺える。
明後日に迫った生誕祭を何が何でも盛り上げようと決意した一日だった。

2016年9月19日月曜日

16の夜

自分が17歳になった日のことは、最早記憶にない。
何をやりたいか、何になりたいかなどということは全く考えもせずに、
ただただ日々を楽して生きていたように思う。
そしてそれは今になっても基本的に変わることはなく、
5年先、10年先の未来のことすら想像もつかない。
ただ、一人前の社会人として出世して、家庭を持ち、子供を育て…といったような、
一般的に想像される形の幸せを掴んでいる可能性は低いだろうなと、それだけはわかる。
どこでそうなったのかはわからないが、私は人として大事な何かが欠けているからだ。

と、いけない。こんな暗い話をするつもりではなかった。
どうしてもステージで輝く若い力を日常的に目の当たりにしていると、
如何に自分が惨めな人間かということを考えてしまう。
まあ、そんな人間だからこそ、自分の代わりに輝いてくれるアイドルを応援したくなるのだ。

さて、はるたん17歳のお祝いにはまだ3時間半ほど早い。
今日は先日参加した、神奈川県民ホールでのコンサートの感想を少しだけ。

明治座での現場デビューから約1年半ほど経つが、
実はHKT以外が出演するコンサートに参加するのは今回が初めてである。
コールの仕方がわからないメンバーがほとんどだったので、
地蔵と化してしまうのではないかと自分で自分を心配していたのだが、
とりあえずめちゃくちゃなコールでも盛り上がらざるを得ないような凄まじい熱気だった。
それもそのはず、各グループがこれ!という曲を入れ替わり立ち替わりぶち込んでくるので、
観客としてみれば休む暇もない壮絶なセットリストなのだ。
例えるならば、JAM Projectの曲の全員分のパートを一人で歌うようなものである。
おかげでペンライトを振りすぎた右腕は翌日激烈な筋肉痛に襲われた。

はるたんはなかなかいいポジションで、全グループ混成ブロックにも参加していた。
はるたんの孤独なランナーなど、おそらく他ではもう見られないだろう。
HKTはほとんど上手側に集まっていたので、
私がいた最下手側のブロックからは見えづらかったのが惜しかったが、
NMBやNGTの普段SNSなどでしか見ることがないメンバーを間近で見ることもできたし、
全体的にきわめて満足度の高い内容だった。

そんなわけで、本編終了までは非常に楽しいコンサートだったのだが、
アンコール明けに冷や水をぶっかけられるような発表があったおかげで、
最後の3曲は全く元気がなくなってしまった。
まあ、冷静に考えてみればあれはあれで得るところもあったので、前向きに捉えるしかない。



写真は16歳になったばかりの頃のもの。
考えてみれば、私が初めてはるたんを生で見たのは、16歳になった翌日の夜公演だった。
随分と昔のことのようだが、あれからまだ1年しか経っていないとは驚きだ。

はるたんとしては「勝負の時期」がやや長引いて続いてしまっている感覚があると思うが、
1年前から比べてみれば、それまでの3年間を凌駕するのではないかというくらい、
この1年間で目覚ましく進歩しているのは、紛うことなき事実である。
どうか自分に自信を持って、充実した17歳を過ごしてほしい。
そのための協力は、もちろん全身全霊でするつもりだ。

2016年9月6日火曜日

9 days in Kyushu

あまり更新をサボっていると飽きたと思われてしまいそうなので、
そろそろ先週まで九州に行っていた間のことを書いておこうと思う。
しかし困ったもので、公演というのは何度も入ると改めて言うまでもない感想しか出てこない。
もちろん何度見ても感動するのだが、
終わった後に知り合い同士ひたすら「楽しかったですね~」とだけ言い合っていたあたり、
おそらくみんなそんなもんなのだろう。

ちなみに、私が見たのは8月24日のシアター公演と、8月31日、9月1日の恋愛中公演である。
本当は30日に神奈川に帰るつもりだったのだが、
ちょうど台風が来ていたため少し予定を遅らせ、
その分の公演にも申し込んでみたら都合よく当選した次第である。
一般枠で2日連続当選するなど初めてのことだったので驚いた。
ひとまずは、まだ元気に働いていた頃以来となる劇場公演に感じたことを記しておきたい。

◆立ち見戦士

西鉄ホールの立ち見席が決して悪くないどころか下手な座席よりも近いことは知っていたが、
これまでの2回で抽選に恵まれていたおかげで、立ち見には縁がなかった。
8月24日は微妙な線の19巡で入場したのだが、
空席はどこも立ち見よりは遠そうだったので、思い切って下手側の立ち見を選択してみた。
これが思ったよりもずっとステージからの距離が近く、
最終巡近くなると立ち見が埋まってしまって空席に座らされるという話もよく理解できる。
曲中のレスにはあまり拘る方ではないのだが、特にはるっぴさんやじーななど、
そんなに端っこばかり見ていて大丈夫かと思うくらい、
こちらにあれやこれやとリアクションを投げかけてくる。
満足度で言えば、博多座の花道横と同じくらいはあったと言っていい。
今後も15巡以降くらいになったら自ら立ち見を選択しようと思う。若いんだし。

◆紗英ちゃんの実力

TⅡで一番好きなメンバーは誰かと問われれば私は迷うことなく栗原紗英と答えるのだが、
8月31日の紗英ちゃんは目の前に来ることが多かったのも相まって、
はるたんを見ていた時間と同じくらいの時間紗英ちゃんを見ていたと思う。
恋愛中公演に関しては、紗英ちゃんは完全にセットリストを自分のものにしており、
曲に合わせて強いて「表現」するのではなく、
曲の方を紗英ちゃんのために当て書きしたようにさえ思える。
この日は、はるたんが出ている公演のアンケートで初めてはるたん以外をMVPに選んだ。
それほどまでに栗原紗英の存在感が強大だった。

◆ロッシーニ・クレッシェンド

「セビリアの理髪師」「ウィリアム・テル」で有名なジョアキーノ・ロッシーニは、
曲の中で短いフレーズを繰り返しながら徐々に音量を増していく技法を多用し、
その特徴的なクレッシェンドは「ロッシーニ・クレッシェンド」と呼ばれている。
純愛のクレッシェンドは恋愛中公演のユニット曲の中で一番好きな曲だが、
ポピュラー音楽において音量の差でクレッシェンドを表現するのは非常に困難である。
この曲のラスサビでは最後の4小節が2回繰り返されるが、
それによって増大するのは音量でも振りの大きさでもなく、聴き手の気持ちの盛り上がりだ。
曲の構成自体は平坦なのだが、振り付けと大サビの使い方が非常に巧みで、
これぞアイドルソングの真骨頂だと唸るばかりである。
そんな曲に他でもない推しメンがユニット初挑戦とあっては、
その機会に立ち会えた幸運に感謝するほかない。
いつも何かしらに感動している気はするが、9月1日もしっかりと感動の涙を流してしまった。



7月頭には春が来るまでを見たので、
私が恋愛中公演に入る度にはるたんは違うポジションで出演している。
しかもその他に二つもポジションを覚えて、
既に恋愛中公演のユニットを制覇してしまったというのだから驚きだ。
それが得意分野であるということは、
はるたん推しとしては心得の1行目に書いておくべき当然の事実であるが、
ここまで怒涛のハイペースで、しかも完璧に仕上げられてしまうと、
流石に認識を更新しなければなるまい。
最早「得意分野」の域を逸脱した、他の誰にも成し得ない超越的特技である。

8月30日から始まった6日連続8公演は、
はるたん自身も「挑戦」という意識を持っていたことだが、
この挑戦は見事に実を結んだと言っていいだろう。
HKTというグループに上野遥の存在感を示した、そんな期間だった。

2016年8月24日水曜日

劇場公演!

去年の4月に明治座で現場デビューしてからというものの、
なんだかんだで毎月何かしらのイベントには参加しており、
丸々1ヶ月全く現場に出る機会がなかったのは地震があった今年4月だけである。
今月も実家でずっと病気療養のため、現場とは遠ざかってしまうだろうと思っていたが、
ふと思い立って放置している熊本の家の様子を見に行くついでに劇場公演に行くことにした。
…言い方を間違えた。本当は熊本の家を見に行く方がついでである。
そんなわけで、今日はこれから福岡に飛び立って1ヶ月半ぶりの劇場公演に入る。

飛行機代の関係で30日までは九州にいる予定なので、
それまでにもう1回くらいは劇場に入りたいものである。
Blu-rayの再生環境も熊本にしかないため、
この機会に実家に転送したはいいもののまだ見られていない春のツアーを見ることにしよう。



本当は最近のおでかけについての記事を書こうとしたのだが、面倒臭くなってしまった。
暑さにやられていなければ、九州にいる間にiPhoneから1回くらいは更新しておきたい。

2016年8月3日水曜日

広島→東京



今回のツアーは1回も入れないことも覚悟していたので、
なんとか行けることになった広島は非常に楽しみにしていた。

観客の挙げた札の多寡によってセットリストが変わるのは知っていて、
私はChain of loveのある離脱派セットリストが見たかったのだが、
この日の夜公演は広島公演から刷新された残留派セットリストの初お披露目がかかっており、
会場はほとんど青の札、新セットリストで公演が進むことになった。

結果的にはこの残留派セットリストが素晴らしく、
まるで私が考えたかの如く、好きな曲を上からつまんだようなセットリストだった。
中でも感動したのは、チームTⅡによる走れ!ペンギンである。





元々バックグラウンドも含めて大好きな曲なのだが、
長かった研究生時代を経て先輩のいない新チームを結成し、
フレッシュメンバーによるコンサートを成功させた彼女たちの前途を祝福するような、
そんな空気感に包まれた輝かしい瞬間だった。

4期生だけで歌った2曲も、これから彼女たちを待ち受ける無限の可能性を感じさせる、
パワー溢れるパフォーマンスで、感動屋の私は涙を禁じ得なかった。
私はこれまで築いてきたHKTをあまりに愛しすぎていたため、
10人もの新メンバーを素直に受け入れられるかどうか不安だったのだが、
何のことはない、HKTを選んで入ってきた彼女たちはもう我々ファンにとっても家族である。
きっと楽しいことばかりでもないことは、先輩たちの姿を見ていればわかるだろう。
それでも、一握りの人間にだけ味わうことを許されたアイドルとしての青春、
それを手に入れる権利を君たちは勝ち取ったのだ。
思う存分、HKT48を楽しんでほしい。そして、HKT48を更なる高みへ導いてほしい。

余談だが、またしてもはるたんから思いがけぬプレゼントを貰ってしまった。
パフォーマンスやルックス、キャラクターなどを総合して、
最近は4期生の松本日向さんがお気に入りだったりするのだが、
「まだまだ私には敵わないでしょ?」というメッセージを受け取ったような気持ちだ。



わかっていますとも。ずっとついて行きますよ。
東京へ帰る夜行バスの中で思いに耽る、そんな7月31日のこと。

2016年8月2日火曜日

名古屋→広島

7月末は名古屋個別、そして広島のホールコンサートと、
今年に入ってから一番くらい充実した土日を過ごすことができた。
個別は再販で1部のはるたんだけ買っていたので、握手自体はすぐに終わったのだが、
結局最終部終了後のキャップのお見送りまで残っていた。
ここまで最初から最後まで会場に入り浸っていたのは初めてのことである。
孤独な梅推しだった去年であればこんなことはありえなかっただろうが、
はるたん推しの同志や今回初めて知り合った指推しの方と喋ったり、
スペシャルステージを眺めたりしているうちに、
なんだかんだでそこそこ飽きずに時間を潰すことができた。

2日間の行程を一つの記事にまとめると長くなりそうなので、
まずは名古屋個別の備忘録を記しておきたい。

◆1部 上野遥

(2枚)
個別でゆっくり話すのは5月末以来なので、
まずは誕生日の公演で私めがけて紙飛行機を投げてくれたことに対するお礼を言った。
基本的に私は自己犠牲的なオタクなので、当初は認知にこだわるつもりなどなかったのだが、
他でもない推しメンが自分の誕生日を覚えてくれていて、
尚且つ300人いる観客の中から自分を選んでプレゼントをくれようとしたというのは、
やはり何にも代え難い喜びである。
まあ逆に言うと、そこまでサービスされるということは、
はるたんの中では私はまだ「新規ファン」の範疇に留まっているのかもしれない。
次の個別では「俺なんかしばらく放っといても絶対推し変しないから」とかっこつけてみよう。

(3枚)
対広島用に作った上野オクタゴンを持って行っていたので、はるたんにチラ見せ。
耳つきの上野ドラムの印象が強かったと思うので、
上野ドラムは福岡のはるたん推しの同志に継承したこともここで伝達しておいた。
ちなみにその方は、長崎で上野ドラムを使ってくれるとのこと。
いつか連番して、煌々と輝く「はるたん」の文字を並べたいものである。

(3枚)
3月末に旧劇場を閉鎖する際、
ロビーの展示に私のハンター写真がでかでかと飾られていたという噂を小耳に挟んだので、
一番劇場に入り浸っていたであろう女神様に直接聞いてみた。
「あー!あったあった!有名人!」という明朗な返答にとても気分をよくするオタクが一人。
こうしてオタクはアイドルにどんどんのめり込んでいくのである。はあ。はるたん好き。

(4枚)
梅推し時代は握手会で公演の話ばっかりしていたものだが、
そういえばはるたんと公演の内容について話したことはあまりなかった気がする。
最近は昔の公演を見返してばかりいたので、
「実は可愛い曲よりもBlue roseみたいなのが好き」という話をした。
特にキャップ、なっちゃん、はるたん、梅の4人によるBlue roseは格別である。
そんな流れで、高知と鳥取で行われたフレッシュメンバーコンサートが楽しそうだったので、
是非今田さん+まいこむさん+2期生によるコンサートが見たいという話もした。

(4枚)
この日のポートメッセはコイルとビリリダマの巣窟と化していた。もちろんポケモンGOの話だ。
はるたんはあまりこの手のゲームにハマるタイプではなさそうだが、
始めてみたというので「この辺電気ポケモンだらけだよ」という話をした。
1部だけの握手会で30枚も買うと話題が尽きてこうなるぞという典型例である。
ついでに「俺はルギアにだけは絶対負けないコロトックを育てて、
小学生にバトルの厳しさを教える活動をしていた」という鉄板ネタを披露したのだが、
そもそもコロトックなどというマイナーポケモンをはるたんが知っていたのか疑問が残る。
まあ、この日一番ウケていた気はするので、伝わっていたことにしておこう。

(4枚)
今後九州に戻るかどうかはまだわからないので、
「最近ハンターさん公演来ないな~」と思われないよう、先回りして事情を説明しておいた。
こういう過剰な自意識がオタクが気持ち悪がられる最大の原因なのだが、
自意識を過剰に保つのがオタクを楽しむコツなので、周りの目など知ったことではない。
ついでに翌日の広島はめちゃくちゃいい席を確保したことを伝えておいた。

(10枚)
この日最後のループは10枚まとめ出しで、少々真面目な話を。
HKTの8thシングル選抜は、あまり総選挙の結果が反映されたものではなかった。
そのことに対する賛否はあっちこっちで論じられていることなので、
今更私がどうこう言う話でもないのだが、問題はそれを受けて、
我々はるたんファンが「HKTでの選抜入り」という本人の目標に向けて、
どう動いていくかということである。
この日はるたんの口から聞いたことは、ここに書くことでもないので伏せておく。
まあ、内容としてはわかりきっていたことの再確認であって、
特に驚くような話が飛び出てきたわけではない。
何にせよ、今回はるたんには随分と心労をかけてしまったことだけはよくわかったので、
来年への道筋を明確にする意味でも、少し踏み入った話をしておいてよかった。



私はI4Uレーンは買っていなかったのだが、
残っていた知り合いと一緒に簡単な(ピンク多めの)お見送りをして、
その後も残ってキャップのお見送りへ。
私は紛うことなき2期生推しであり、キャップの卒業に関しては様々な思いはあるものの、
これまでの2期生の卒業に比べて当事者意識が薄く、どこか冷静だった。
しかし、やはり「当事者」であるキャップ推しの人たちと直接触れ合ってしまうと、
その気持ちが痛いほどに伝わってきて、涙を堪えることができなかった。
今年の1月の個別で一度だけ、
「梅の卒業公演を最高のものにしてくれてありがとう」と挨拶しに行ったキャップ。
HKTのメンバーとして人前に出る、その最後の瞬間に立ち会うことができて、本当によかった。



夜行バスで向かった広島の話は、また次の記事で。

2016年7月21日木曜日

バスツアー

実家に帰ってきて、ようやく人間らしい生活を取り戻しつつある。
海風に守られて育った湘南ボーイには九州の夏の高温多湿はなかなか衝撃的で、
なんだかんだと言いつつ南神奈川より快適に住める場所を私は知らない。

そんなわけで、しばらく九州に戻る予定はないため、
ホールツアーはまさかの全干しも視野に入れていたのだが、
せっかく30日に名古屋まで行くので31日の広島だけは申し込んでおいたところ、
Mobile枠で夜公演に当選した。
昼公演は一般枠も投げるつもりだが、ひとまず名古屋広島2泊3日の予定が立ったわけだ。

神奈川から名古屋は新幹線で3時間足らずで着くので、
当初予定していた熊本との往復よりは大分楽になったのだが、
広島まで新幹線で行くとかなり交通費が嵩んでしまい、
総選挙の後遺症に苦しむ身としてはかなり痛手である。
そこで便利なのが夜行バスで、
今回も名古屋→広島、広島→東京をどちらも夜行バスでの移動にすることで、
2泊3日全行程の移動宿泊費が3万円以内に収まる算段である。

せっかく熊本で無料イベントを開催するというタイミングで熊本を離れているのは痛いが、
関東民に戻った特権を生かして、
来月の握手会で総会などがあれば無券でも顔を出しておきたいところである。
9月の神奈川県民ホールも行けるには行けそうだが、
速報に入ったメンバーは少しくらい優遇されたりしないものだろうか。



最近はオフが多いようなので、少し昔の写真を掘ってきた。
私がHKTのファンになりたての頃のはるたんである。
いつの間にか初めて劇場公演を見た7月19日から1年が経ち、
いい加減私も新規という感じではなくなってきた。
お客様気分ではなく、しっかりはるたんのファンを増やす活動をしなければいけない。
まずは名古屋個別、知った顔が何人かいればいいのだが…。

2016年7月14日木曜日

手間暇かければいいものができる

前にも言った通り、私は現在体調不良で休職中なのだが、
入院しているわけでもないので、一日の過ごし方は普段の休日とそう変わらない。
しかし九州はこの雨続きで、どこにも出掛けられなければ洗濯物も乾かない。
何をするでもなく家の中で時間を潰すのは、それはそれでストレスである。
おまけに先日雨雲の切れ間に無理矢理出掛けてみたところ、
市電のレールで自転車のタイヤがスリップし、上半身からアスファルトに転落。
元々あった体調不良など気にしている場合ではないような重傷を負ってしまった。

人間、こういう追い詰められたときこそ、逆に集中力が発揮できるものである(多分)。
時間だけはあるのだから、以前から考えていた、
現場での酷使により傷みが目立ってきていた上野ドラムの2号機を今こそ作ろう。
そう思い立って丸3日、ようやく完成した新作がこちら。


自分でも気合いを入れすぎて少し引いている。
今回は八角形なので、そのまま上野オクタゴンとでも命名しておこう。
上野ドラムからの主な改善点としては、まず表板の材質。
写真でも背景を反射しているのがわかると思うが、
文字をくり抜いた台紙の上を透明のプラ板で覆っている。
光らない普通の団扇でもそうなのだが、
どうしても現場で何度も使用しているうちに傷ついたり文字が剥がれたりしてしまう。
そんな悩みを解決できるのがこの構造である。
しかもこれ、プラ板を乗せて縁をテープで固定しているだけなので、
プラ板が傷ついたり汚れたりした場合は交換が可能なのだ。



発光させるとこんな感じだ。
結局光らせてしまえば前と同じになってしまうのが少し悲しいが、
せめてもの抵抗としてハートをくり抜いて新作感を出してみた。
発光ギミック自体に変更は全くないが、
今回は文字の色にキンブレの筒に入っていたシートを使用している。
あれはすごく便利なので、シート単体で販売してもらえないものだろうか。


今回はかなり綺麗に作ったので、中身も公開。
構造は至って単純なので、時間と手間さえかければ誰でも同様のものが作れるだろう。
写真では見にくいが、キンブレの周りにはプラ板を四角く切り貼りし、
表板と裏板にプラ両面でくっつけて固定している。
今回失敗した点は、キンブレとプラ板との隙間を軟質のシール材で埋めたため、
柄がグラグラと動くようになってしまった。
よく言えば遊びがあるのだが、重量に負けてシールが切れてしまいそうで怖い。
現場で使う際には、柄だけを握るのではなく、本体に指を添えるように持つのがいいだろう。



裏板と側板にもちょっとしたこだわりを。
プラ素材を多用している分、上野ドラムより若干重くなってしまったのはまあ仕方ない。
それと、八角形にしたためにウサミミをつけることができないのも難点といえば難点だ。

ひとまずこれなら、多少ラフな扱いをしてもすぐに凹んだりすることはないだろう。
正直二度とやりたくないくらい大変だったので、
しばらくはこの上野オタクゴンをメイン武器としてはるたんの応援に勤しみたい。

選抜メンバーになるということ

梅推しだったときにも同じようなことを言ったが、
ただ私が一人でアイドルの追っかけを楽しむだけであれば、
はっきり言って私の推しメンが選抜メンバーになる必要性は皆無と言っていい。
私が好きなのは一にも二にも劇場公演である。
求めてもいない歌番組やグラビア撮影に時間を取られ、劇場に出る回数が減ってしまったり、
あるいは握手会が混雑して落ち着いて話せなくなってしまったりするのはちょっと困る。
自分の楽しみだけに目を向けると、「選抜入り」というのは名誉どころか、
「会いに行けるアイドル」の本分を邪魔する迷惑な肩書きでしかないのだ。

しかしまあ、皆様ご存知の通り、
私は推しメンを総選挙でランクインさせるために頭のおかしい金額を注ぎ込んだし、
ファンとしての活動の際には常に選抜入りを目標として念頭に置いている。
それは何故なのか。

これも梅推し時代に言及しているのだが、当時の自分の答えを見返すと、
「梅が望むから」「意思表示のため」などなど、どうも消去法的な考え方のように思える。
今の私は、もっと建設的な答えを見つけている。
最新のはるたんのG+につけたコメントの一部をこちらにも掲載する。

私にもいくつか、HKTについての夢があります。
まず、上野遥と岩花詩乃の生意気リップスが見たいですね。
上野遥センター、両サイドに神志那結衣、坂口理子で思い出以上も見てみたいです。
そしてそして、上野遥ソロで愛しさのアクセル!
これが見られたらもう人生に悔いはないかも…。
まあ、こんなのはただの私の妄想ですが、総選挙や選抜に入ってもらいたいのは、
そんな途方もない夢を少しでも現実に引き寄せるための、最も確実な手段だからです。

そういうことだ。
コンサートだったり、特別公演だったり、
いつもと違う舞台でいつもと違う上野遥を見てみたいではないか。
それではるたんが喜んでくれるのであれば、これ以上のWin-Win関係はない。

今回の選抜発表に関しては、正直「予想外だった」ということは特にない。
由莉耶もゆうたんも最近の諸々の動向を見ていれば入れる気満々だったことは明白だし、
はなちゃんセンターも1作遅いくらいの感覚である。
2期生の盟友二人の選抜入りは素直に祝っておくが、他のメンバーは他のメンバー。
我々はるたん推しは、自分の推しメンの選抜入りに向けてできることを着実にやるだけだ。

梅推しだったときはもう少しお気楽なオタクだったと思うのだが、
いよいよメンバーに対して思いを募らせすぎかもしれない。
最近よくガチ恋とか言われるのも、まあ確かに人からはそう見えるだろうなあ…。



余談だが、4期生の中では地頭江音々さんが気になる。
小学生の頃に一番仲がよかった女の子になんとなく似ているのだ。
是非上野先輩を見習って、パフォーマンスを磨いてほしい。
ようこそHKTへ、いいアイドル人生を。

2016年7月8日金曜日

限界

去年の9月に転職して10ヶ月。
前職から年収は約1.6倍に跳ね上がり、当初は浮かれまくっていたのだが、
年収が上がるということは、年収相応の働きを求められるということである。
ブラック企業というのはある意味気楽なもので、会社に期待しないで済む分、
仕事もそれなりに手を抜いてやっていればそれなりの低空飛行は続けられるのだ。
頑張ってもリターンがないのなら頑張らなければいいし、
周りも皆そうなので頑張らないことに対する後ろめたさもない。
私が思うブラック企業の怖さは、長時間労働や低賃金自体よりも、
ある程度慣れてくるとこうした思考がしみついてしまい、
他の会社ではやっていけないマインドが形成されてしまうところにあると考える。
だから、新卒時の就活は慎重にしなければならなかったのだ。
私のように、楽な環境に染まりやすい人間は特に。

まあ何が言いたいかというと、
清き流れに住みかねて元の濁りが恋しくなってしまったということだ。
求められる水準の高さについていけず、業務時間外や休日も仕事のことが頭から離れない。
頭から離れないだけで具体的な何かが手につくわけでもないので問題は解決されず、
仕事は溜まる一方で、比例して考え事もどんどん積もっていく悪循環。
行き着く先は、現代では聞き慣れたお洒落な横文字、メンタルヘルスである。

どうも自律神経が怪しいと思って心療内科を受診したのが先週の金曜日、
その場で書かれた診断書には「3ヶ月の休職を要する」との文字が。
週明けの月曜日にそのことを上司に告げると、流石は大企業のフットワーク、
その週の水曜日(つまり一昨日)からすぐさま休職することが決定した。
そんなわけで、ここ2日はほとんど家でボーッとして過ごしていたのだが、
正直言って誰とも喋らずにずっと家にいると余計具合が悪くなってくる。
気晴らしに公演でも見に行きたいところだが、
西鉄ホールは他のイベントで1ヶ月以上使えないことが決まっているし、
そもそも総選挙の後遺症であっちこっち出掛けられるような経済的余裕もない。
このままでは本格的に社会復帰ができなくなってしまいそうで、ひどく落ち込んでいる。
お先真っ暗とはまさにこのことだ。まだ27歳なのに。

熊本は地獄の釜のような暑さで、ただ生活しているだけでも気力体力が奪われていく。
何もしないのに熊本にいても仕方がないので、休職中は神奈川の実家に帰るつもりでいる。
まずは体調を元に戻してから、今の仕事に戻るのか、
それとも別の道を探すのか、ゆっくり考えることにする。
ひとまずは再販を買ってある今月30日の名古屋個別を楽しみに生きていくが、
おそらくこの日は「関東民」として参加することになるだろう。
まあ名古屋なら神奈川からの方が断然近いし、むしろ好都合である。
向こう1年間はるたんの応援に力を注がねばならないというのに、
またはるたんにパワーを分けてもらうことになってしまいそうだ。

2016年6月26日日曜日

6月9日

「無計画は失敗の計画」という言葉を、私の父はよく使っている。
出典を調べると、人材コンサルティング会社社長の青木仁志氏だったり、
バスケットボールの名将ジョン・ウッデンだったり、色々な名前が出てくるのだが、
大元は18世紀アメリカの政治家であるベンジャミン・フランクリンの言葉らしい。

今回の総選挙の失敗…あえて「失敗」という言葉を使うが、
これは完全に我々ファンの準備不足と戦略ミスが招いた結果である。
最初からこうしていればと思うような、綿密に計画を立てていれば気付けたような、
明暗を分ける落とし穴が投票期間中にいくつも見つかった。
当落ボーダーライン上にいる我々のような陣営が、
そういった落とし穴を見落としていいはずがなかったのだ。

また1年もの苦しい努力の期間を他でもない推しメンに与えることになってしまったことは、
悔やんで悔やみきれるものではないが、この経験を生かさなくては仕方がない。
来年、ランクインなどと小さいことは言わず、
圏外からのジャンプアップ賞を狙うくらいの勢いで上野遥に喜びと感動をお返ししたい。
そのための準備を始めるのに早すぎることはない。
次の総選挙まで、もう1年を切っているのだ。

さて、反省の弁はこれくらいにして、6月9日、
私の27歳の誕生日に初めて入った西鉄ホールの感想でも書くことにしよう。

今年に入ってからびっくりするほど土日祝に公演がなく、
結局初めて入る公演も平日に休みを取るという力技になってしまったのだが、
何にせよ、いい加減特に嬉しくもなくなってきた誕生日が、久々に心踊る日になった。

当選枠は誕生月枠だったのだが、西鉄ホールになってから指定席も抽選入場である。
抽選とは言っても、Bステ前のいくつかのブロックの中からの抽選になるので、
いい席を引く確率はMobile以降の枠よりも高めになっている。
各指定枠の先頭の当選番号(下一桁が「1」)の人がくじを引くのだが、
誕生月枠の先頭だった私が列の後ろの人たちの命運を背負ってくじを引くことに。
結果、見事Bステ前2列目を引き当て、
旧劇場の最前列より近いのではないかというような距離でメンバーを見ることができた。

ちなみに、旧劇場であったお見送りの際の誕生日当日特典は、
お見送り場所がロビーから舞台前に変わった関係でなくなっていた。
その代わりに貰ったのがこれである。



裏返しの状態で3つの中から選んだら、メロンジュースをイメージしたシールが当たった。
まあ何もないよりはマシである。こういうのは気持ちが大事なのだ。

そして何より、唯一面と向かって「誕生日おめでとう」と言ってくれたのがはるたんだった、
その事実だけで私は、この日世界中の誰よりも幸せ者だった自信がある。
誕生日だということを覚えていてくれたからだろう、
最後の曲の紙飛行機も私を狙って投げてくれた。
見事にシュートして二つ隣の席に飛んでいってしまったのだが、
受け取って嬉しいのは物よりもその気持ちである。

そんなこんなで、そのことへの感謝の気持ちだったり、総選挙に対する諸々だったり、
それらを来週の全握券3枚分で伝えきれる自信が全くない。というか無理だ。
梅推しだったときは遠巻きに眺めているだけである程度満足していたのだが、
いよいよ私も本格的に48Gのファンらしくなってきてしまったな…。

2016年6月18日土曜日

疑念

執筆時点で、まだ開票が進んでいる最中である。
まだ呼ばれていないメンバーの面子を見ても、
誰が何位になるかという問題だけであって、大きな波乱はなさそうである。

80位の票数が発表された時点では、私は大いに歓喜した。
選対で把握していた票数だけでも、ランクイン基準を大幅に上回っていたからである。
しかし、実際のところ何が起こったのかはわからないが、
上野遥の名前が呼ばれることはなかった。
全く歯が立たなかったのなら諦めもつくというものだが、
何が原因なのかがわからない以上、
今はまだ来年どう頑張るかという心の整理をつけられる状態ではない。

いや、自分のことはどうでもいい。
長い目で見て、はるたんにとって今年の総選挙が何かの糧になっていればいいのだが。
思ったようにはいかないものである。

這い上がるしかない。
私は、上野遥が大好きなのだ。
それだけは、何があっても絶対に変わらない。
そのことを、どう言えば伝わるのか。伝えられるのか。
今はまだ、わからない。

2016年6月12日日曜日

1番目に呼ばれた100番目の女の子

速報100位の喜びを、本当は興奮冷めやらぬうちに綴りたかったのだが、
気付けばもう投票締め切りまで1週間を切ってしまった。
私の役割はほとんど金を出すことだけなのだが、
それでも「お前の出した金のおかげでなんとかなった」と言ってもらえるよう、
まだ失うものなど何もない独身者の私にできる限りの拠出はしてきたという自負はある。
それをどれだけ票に繋げられるかという努力は同志たちが懸命にしてくれているので、
後は私も微力ながらその手伝いをするだけである。

冒頭で「興奮冷めやらぬうちに」と書いたが、100位で名前を呼ばれた瞬間、
私の中に駆け巡った思いは一口に表現し難い、複雑なものだった。
それは誰しも同じことだろう。100位?名前を呼ばれたとは言え、ランクインまであと20位?
しかし、そんな気持ちもはるたんの涙を見て消し飛んだ。
100位ということは、もう数票、数十票の差で、
どの程度の位置につけているのかということさえわからない状況になるところだった。
それが、初めて名前を呼ばれて、初めて票数が明らかになった。
きっと不安に押し潰されそうになっていただろうはるたんに、
一つの結果として意思表示をすることができた。
そしてそれを、はるたんは涙を流して喜んでくれた。
はるたん推しになって本当によかったと、心から思えた瞬間だった。

本番で名前を呼ばれる人数は、80人にまで絞られる。
そこに残るためには、1票さえ無駄にするわけにはいかない。
今度はテレビ中継で喜ぶはるたんの姿を、私は見たいのだ。



誕生日に入った西鉄ホールのことは、また別の記事に書くとしよう。

2016年5月29日日曜日

Hand to Hand

はるたんが18時半頃スペシャルステージに登場することはわかっていたのだが、
持病のメニエール病を治療中の身には3時間ウロウロして時間を潰すのはきつかったため、
はるたん推しの同志との総会が終わると早々に切り上げて帰ってきた。
そんなわけで時間ができたので、今回は7ループ全ての備忘録を記しておきたい。

◆2部 上野遥

(2枚)
私が福岡に着いた9時過ぎは折悪く土砂降りで、足元が非常に不安定だった。
リュックを背負って重心が後ろに傾いていたせいか、天神地下街に降りる階段で足を滑らせ、
「うおっ」と情けない声を上げながら階段の角に激しく尻餅をついてしまった。
あまりの激痛にしばらく悶絶していたのだが、
最初のループはアイスブレイクとして「大人になってから転ぶと超痛い」という話をした。
ちなみにこの記事を書いている21時半現在、尻の痛みは治まったのだが、
何故か左手人差し指にズキズキと鈍痛が走っている。
おそらく同じタイミングで痛めたのだが、全くもって大人になってから転ぶものではない。

(2枚)
誕生日に公演に申し込んだのは昨日も言った通りだが、はるたんにもその報告をしておいた。
27歳ということをさりげなく強調したのだが、「へえ~、27歳か~」とは言われたものの、
その「へえ~」がどういう意味なのかを問う前に時間切れになってしまった。
まあ、別に上にも下にも振れていない年相応の顔立ちではあるので、
「へえ~」としか言いようがなかったというのが正解なのだろうが…。
ちなみに6月9日は見事当選し、誕生日に西鉄ホールデビューすることが決定した。
まさかシアター公演をはるたんが休演するということもないだろう。楽しみだ。

(2枚)
私がHKTのファンになったのは、おでかけでの梅本泉に興味を持ったのがきっかけである。
そのことを踏まえ、最近はるたんがおでかけに呼ばれ始めたことの重要性を説こうと思ったが、
2枚で話しきれる内容ではなく、少し中途半端になってしまった。

(4枚)
はるたん推しの同志の中で話題になっていたので、
はるたんに直接「はるたんは浮気に厳しいの?」と聞いてみた。
「結構厳しいよ~」とのことだったので、「そうかそうか、俺ははるたんしか買ってないよ」と、
人を出しにして自分の株を上げようというダーティーな話法をついつい使ってしまった。
こんなことを言いつつ、隣のレーンのなおぽんに声をかけられ、
ピンクの腕時計を「あー、アディダス!いいじゃん!」と褒められたのがとても嬉しかったので、
おそらく次の握手会ではなおぽんの券を買ってしまうことを許してもらいたい。
私はチョロいオタクなので仕方ないのだ。

◆3部 上野遥

(3枚)
はるたんが本や映画に興味を持っていることについて、
見識を広げるという意味ではすごくいいことだと伝えておいた。
これまでG+のコメントでおすすめをピックアップしたりもしていたのだが、
勝手に買って読めというのも乱暴な話なので、
今後はおすすめの本をプレゼントとして贈ることにした。
もちろん猥褻な本ではないし、返送されて逆上して刺したりなど以ての外だ。
ついでに可愛いブックカバーなんかを一つずつ贈ってみるのもセンスが問われそうだ。
そこまで高価なものでもないし、プレゼントとしてはとてもいいと思うのだが、どうだろう。
今考えているのは、東野圭吾の「秘密」である。
結末は知っているものの、ちゃんと読んだことはないので、まずは自分で読んでみよう。

(3枚)
春のツアーは名古屋と神戸に参加したのだが、神戸はサイドステージの目の前だったので、
あの広い会場で上野ドラムがちゃんと機能していたかどうかを本人に聞いてみた。
案の定というか、ばっちりはるたんからも見えていたようで、
上野ドラムの大箱における応援力の高さが証明された。
握手会でもお見送りや特設ステージで使えるので、毎回持ち歩くようにしているのだが、
表面板に使っているスチロールボードが元々そんなに頑丈な素材ではないので、
既に結構凸凹になってしまっている。
今度まとまった時間が取れたら、もうちょっとしっかりしたものを第2弾として製作したい。

(4枚)
結局最後は総選挙の話になった。
「選挙」というワードを出した途端はるたんの表情が曇ったので、
おそらく相当なプレッシャーを感じているに違いない。
いつもG+のコメントではかっこいいことを言っているのだが、
今日は正直に「俺も不安がないと言えば嘘になる」と告白した上で、
それでもどちらかといえば楽しみにしていてほしいし、
何度も言うようにはるたんは選ばれるべき人間なのだから、
それを証明するために自分たちが頑張るだけだという意志を伝えてきた。
これではるたんの不安が和らぐと思うほど自惚れてはいないが、やるべきことは明確である。
最後には笑顔になってくれたので、今回はよしとしよう。

今日行われた総会も、意味合いとしては決起集会のようなものだった。
大袈裟かもしれないが、今年やって来たこのチャンスをはるたんがものにすることができれば、
HKT全体が上手く軌道に乗って回っていくような、そんな予感さえするのだ。
何としてもはるたんをランクインさせなければならない。
これは我々はるたん推しに課せられた使命である。
6月18日に天高く勝利の拳を突き上げられるよう、明後日からの2週間、いざ勝負!

2016年5月28日土曜日

5月29日

明日ブログを書く暇があるかどうかわからないので、先に明日の予定を書いておく。
朝は5時半に起きてひのくに号に乗り込み、時間に余裕を持ってマリンメッセへ。
定刻通りに着けば1部にも間に合うのだが、持っている握手券は2,3部のみである。
行きのバスの中では、私の27歳の誕生日である6月9日の公演申し込みを忘れずに。
平日ではあるが、6月はどこか好きなところで1日休みを取れることになったので、
特に嬉しさを感じなくなって久しい誕生日をたまには楽しい1日にしようという試みである。
もちろん、全ては公演に当選すればの話なのだが…。

最近のはるたんは、おでかけに呼ばれるようになったり、
早速KⅣ公演への助っ人出演が決まったりと、
本人にとってもやる気が喚起させられるであろう仕事が続いている。
投票開始が来週に迫った総選挙では、
いよいよはるたんのやる気に水を差すわけにはいかない。
まあ、総選挙は結局のところ投票開始までにどれだけの準備ができるかの戦いなので、
今から何をするというわけでもないのだが、
我々は投票期間にできることを粛々とやるのみである。
総選挙の話を明日はるたんにするかどうかは、未だに迷っている。
梅推しだったときも、卒業が決まった後を除いては、
基本的に真面目な話を面と向かってはしなかったからな…。

明日帰ってきて時間があれば、また更新する。
SIMカードで通信可能なノートPCがあれば帰りのバスでブログが書けるのにと常々思う。
総選挙が終わったら購入を検討することにしよう。

2016年5月15日日曜日

再び名古屋へ



私が推し始めた頃は17歳だったあの子も、もう19歳である。元気にやっているだろうか。
ふと梅推しだった頃のブログを読み返してみると、
転職して熊本に来る前に初めて遠方枠で公演に入った日のこと、
翌月に転職を決めて引っ越しのついでに博多座公演に行ったことなど、
読み進めるうちに懐かしい思い出が鮮明に蘇ってきた。
とは言え、どちらもまだ1年も経っていない、夏真っ盛りの時期のことなのだが、
この1年はあまりにも色々ありすぎて、初めての公演など大昔のことのように思い出される。
そんなこともあって、やはりイベントに参加した際には、
ブログにその行程を記しておくのは大切なことだと感じた次第である。

というわけで、昨日は何となく応募していたSKE劇場への出張公演に当選してしまったので、
急遽交通手段を確保して遠征してきた。
神戸のときと同じく、行きは新幹線、公演終了後に夜行バスで帰ってくるというルートだが、
神戸と名古屋は200㎞近く離れているので、神戸と同じ感覚でいると地味に辛かった。
おまけに博多での乗り換えの際に車内に忘れ物をしてしまい、
小倉まで行ってまた博多に戻ってという無駄な動きをしていたため、
熊本から名古屋まで6時間もかかってしまった。
公演開始にはなんとか間に合ったが、早く着くように計画しておいて本当によかった。
お陰様で2月のツアーに続き、名古屋を満喫する余裕はほとんどなく、
名古屋滞在時間が僅か4時間という、一切無駄のないスケジュールになってしまった。
どうせまた名古屋には来ることになるだろうが、
次こそは美味いものでも食べて帰りたいものである。

公演については、こちらも抽選順がまさかの初優勝だったおかげでなかなか過酷だった。
SKE劇場の立ち見エリアは特に傾斜もついておらず、
後方からステージを見るためにはどうにかして自力で視点を高くするほかない。
更には前に立っていた長身の人が顔の横で団扇を振るため、
苦労して見ている私の視線はことごとくブロックされ、流石に殺意が湧いた。
メンバーには一欠片の罪もないが、その人が誰推しだったかははっきり覚えているので、
そういうところで推しメンに迷惑をかけてはいけないと、我が振りを見直す機会にはなった。



チームHでの最終ベル公演は本当にこれで最後ということで、
私の好きな前半曲の衣装を身に着けたはるたんもこれで見納めだ。
とは言っても、KⅣは常時16人を割っている状態なので、
今後助っ人出演する機会はあると思うが、やはりチームが違えば公演の雰囲気も違う。
それはそれで、KⅣ版最終ベルの中ではるたんがどんなパフォーマンスをするかということも、
これからの楽しみにしておきたいところである。

当然のように最終ベルでも出演回数1位のはるたんだが、
今ドキュメンタリーなどの影響で少しずつ仕事が増えてきているのも、
元を辿ればこれまで地道に劇場での努力を積み重ねてきたからに他ならない。
それは本人が一番よくわかっているということも、我々ファンは知っている。
20日の恋愛中公演は、今まで覚えた2ポジ両方にポジ被りの出演者がいるため、
私はおそらくはるたんが新ポジで、ユニットはFaintに出るのではないかと見ている。
シアター公演でも恋愛中公演でも、次々に新しい一面を見せてくれるのを楽しみにしている。
それこそが、上野遥推しの一番の醍醐味なのだ。



2016年5月14日土曜日

autograph


推しメンに何かを要望するようなことは基本的にしない私であるが、
強いて言うなら写真を撮るときは背景を気にしてほしいということくらいか。
この写真などせっかくとても綺麗に撮れているのに、
背景にバックヤード感が出すぎていてどうにも壁紙などにはしづらい。
握手会の会場であれば打ちっ放しのコンクリート壁などがあるだろうから、
それを背に撮るだけで、写真の壁紙適性は格段に向上すると思うのだ。

さて、そんなことはいいとして、最近はG+のコメントに注力しすぎて、
ブログにまで文章を書こうという気力が起こらなかった。
地震の影響も収まってきたところで、連休中に行った握手会の感想を書いておきたい。
いつもは握手したメンバーの順に書いていくのだが、
今回持っていた握手券はほとんどはるたんだけで、
ついでに買った鈴蘭さんとおぎゆかさんとは全く中身のある話をしていないので、
3部のはるたんとのやりとりだけをレポートして備忘録としておきたい。

この日の握手会、というかサイン会の抽選は、ドキュメンタリー公開後に行われた。
そのことも影響して、5月4日のパシフィコ横浜はるたんレーンには、
3部開始前から折り返しができるほどの待機列が伸びていた。
現場で会った関東組のはるたん推し仲間と喜びを分かち合うのはいいものの、
30枚もの握手券を確保していた私は、
また券を溶かす恐れがあるのではないかと一抹の不安を抱えていた。

様子見の2枚出し、1枚サイン当選。なるほど、こういうシステムか。
サインを書いている間は剥がされないので、
時間を稼ごうと思ったら1枚出しでループしまくるのが間違いなく効率的であるが、
この日のはるたんレーンはそれを許すような混み具合ではなかった。
喋った内容はとりとめもないことだが、サインはちょっとした特別対応をしてくれたので、
特にサインそのものには興味がなかった私でも嬉しかった。

3枚、2枚とループして、はるたんが紹介したものに似た靴を履いてきた話などしたが、
案の定レーンが爆発して残りの23枚を全部まとめることに。
これまで2桁以上のまとめ出しなどしたことがなかったので焦ったが、
のんびり喋っているとあっという間だった。
時間が押してレーン移動があったのだが、移動後の先頭は私だったので、
握手を再開する前に足元を指し示して、無事に靴を見せることに成功した。
熊本の様子の話や新劇場の話をしたが、この日はあまりテーマを決めずに喋ったので、
いつも以上に他愛もない話だったように思う。
まあ、私はそんなことより、久しぶりに間近で見るはるたんの顔に、
間近で聞くはるたんの声に、胸がいっぱいだったのだ。
お恥ずかしい話だが、開始前に並んでいて奥からはるたんが出てきたのが見えたときは、
自分でもびっくりするくらいドキドキしてしまった。
まるでバレンタインデーに靴箱を開けるときの中学生である。

久しぶりに実家にも帰り、ここ数年では一番GWらしいGWを過ごしていたように思う。
更には今日のSKE劇場夜公演に当選していたり、29日の握手券も買っていたりするので、
5月はこれまでの鬱憤を晴らすように充実した1ヶ月になりそうである。


1枚目と同じ角度だが、やはり加工アプリを使うのと使わないのとでは大分違って見える。
まあ、どっちもはるたんだ。どっちも可愛い。一番可愛いのは実物だけどね。

2016年5月2日月曜日

同一化症候群

GWもあっという間に前半3連休が終わってしまった。
私はというものの、2週間まともに風呂に入れなかったことによる心身のダメージを回復すべく、
ただひたすらに休むことに終始した3日間だった。
まあ、お陰様で断水も解除され、溜まっていた掃除洗濯洗い物を徹底的にやり尽くしたので、
決して無為に時間を過ごしたわけではない。むしろ有意義な連休前半だった。

私の職場は暦通りの休日設定なのだが、
地震もあってGWはなるべく長く休みを取ろうという方針になり、
私は6日を休みにして、3日の夜から7日の昼まで神奈川の実家に帰ることになった。
もちろん4日にはパシフィコ横浜での握手会も控えている。
はるたんに直に会うのは3月20日の神戸以来、握手会は2月末以来丸2ヶ月ぶりである。

そもそも、はるたん推しになってから現場に出る機会が極端に減っているせいで、
公演、握手会、コンサートを全部合わせてもまだ7回しか参加していない。
それらには全て普通の服装にピンクストールを巻いて臨んでいたのだが、
だんだん暖かくなるにつれ服装の自由度も上がってきて、
私の手元には様々なピンク装備が揃ってきている次第である。
好きな人の好きなものを好きになるメカニズムを同一化と呼んだりするが、
私は元々学生時代からピンクのシャツを好んで着ていたので、
抵抗がない分ピンクに染まっていくスピードも尋常ならざるものである。

最近では、はるたんが新しく買ったという靴を真似してみた。



はるたんの755より、空をバックに桜がプリントされた可愛いNIKEである。
そしてこちらが私が買った靴。



はるたんと全く同じAIR MAXはレディースサイズしかないらしく、泣く泣く断念。
当初は真っピンクのランニングシューズにしようかと思っていたのだが、
同じくNIKEのZOOM STEFAN JANOSKIに同じような柄を見つけ、早速購入した。
もちろん握手会に履いていくのだが、問題は握手会で足元は見えないので、
せっかく靴の柄を揃えたアピールができないことである。
レーンが空いていれば、会話の中で靴のことについて言及し、
剥がされながら足元を見せることも可能だろうが、
はるたんは3部だけしかない4日の握手会でそれができるかというと微妙なところだ。
まあ、今回は30枚も持っていることだし、そのあたりはなんとか考えることにしよう。



あまりにも楽しみすぎて、今から浮き足立っている。
どうも6月くらいまでは西鉄ホールも他の催しでなかなか使えないという話を聞くが、
総選挙が終わった頃にはそろそろ入れるようになるだろうか。
今年に入ってから2月20日の途中でセリが壊れた公演にしか入っていないので、
下手すると半年以上フルで公演を見ていないという事態になる。
せっかく熊本にいるというのに、全くもってタイミングが悪いとしか言いようがない。

もちろん夏のホールツアーにはいくつか参加するつもりだが、
その前に1回くらいは西鉄ホールの空気感を直に確かめておきたいものである。

2016年4月23日土曜日

5日前

断水して9日も経つと慣れるもので、あの手この手でなんとか生活はできている。
しかし生活の質を保とうとするとどうしてもあっちこっちに出掛けなければならず、
地震で波打った道路を自転車で走るのはかなり体力が奪われる。
そんなことを毎日繰り返しているので、そろそろ疲労困憊である。
避難所暮らしの方々に比べればまだマシなので、贅沢は言っていられないが…。

さて、はるたんはここのところ新公演のレッスンに励んでいるようだ。
初日は来月以降になることが確定しているが、
最後に生で見たシアター公演が去年の11月なので、
実に半年以上間が空くことになるわけだ。
コールのタイミングなどそろそろ忘れていそうだが、
今後はシアター公演の方に多く入ることになると思われるので、
早めにリハビリを行っておきたいところだ。

それにしても、新公演は全く異なる演目にすることはできなかったのだろうか。
あくまで推測でしかないが、今回の演目の交換やTⅡ結成に関しては、
どうしても劇場閉鎖の決定に伴う後手後手の対応としか思えない。
何の捻りもなく研究生を全員固めてTⅡにするなら、
他にいくらでも昇格のタイミングはあったし、
演目に関しても劇場移転がなければそのまま続行していただろう…と、
何の根拠もなく言うのは好きではないが、そう捉えられても仕方がない状況ではある。
ドキュメンタリーの中で尾崎支配人が「今年は攻めていく」という旨のことを仰っていたが、
正直今年の前半は、落ち着いて活動するための足元固めに奔走しただけの感がある。
西鉄ホールでの公演や夏のホールツアーをきっかけとして、
下半期は是非とも本当の意味での「攻めのHKT」を見せてもらいたい。



ところで、はるたんが久々におでかけのロケに参加したらしい。
これまで出た2回は海の家とハンドベルの回なので、ジャージを着るのは初めてだ。
はるたんは前を開けて黒Tシャツを見せるスタイルなんだな。うむ、文句なしに可愛い。
放送を見るまでは死ぬわけにはいかないので、
また一つ震災を生き抜く原動力ができてよかった。

2016年4月16日土曜日

熊本より

何度かブログに書いた通り、私は熊本に住んでいる。
熊本城までは歩いて15分ほど、熊本市中央区にあるマンションの2階。
幸い低層階だったので被害はそこまで大きくなかったが、
実家から持ってきたお気に入りの食器は粉々に砕け、
断水がずっと続いて家事がほとんどできない状態である。

東日本大震災のときは実家で震度5弱を経験したが、
今回は一昨日夜の5強と今日未明の6強が我が家を襲った。
東日本では感覚的に当てはまらなかった「被災」の2文字が、
現実の光景としてまざまざと私の前に立ちはだかっている。

繰り返すが、私個人の被害は大したことはない。
しかし少し街を歩けば、1㎞も行かないところで木造家屋がいくつも全壊している。
1回目の地震までは、まだ「来週から立て直そう」という考えでいたが、
2撃目を加えられた熊本の街は、そう短期間で元に戻るような様子ではない。
私は去年住民票を熊本市に移しており、正真正銘熊本市民である。
先月の熊本県知事選にも投票してきた。
この震災についてもしっかりと当事者意識を持って、自分の役割を果たしていきたいと思う。



ともあれ、少し疲れてしまった。そんなときはこの二人のパフォーマンスを見よう。
なおぽんは髪が伸びてきて、小さい方のあの子のことが思い出される。
こういうとき、無事を確認できる手段がないと心配だ。元気でやっているだろうか。

2016年4月10日日曜日

motivation



動機を与えるもの、刺激、誘因。
モチベーションという横文字がいつから日本に浸透したのかは定かでないが、
確かに英和辞典に列挙されているようなこれらの訳語では、
この言葉の本質を十分に表現できていないように思える。
考えてもみれば、文学部日本文学科に所属していた学生時代であれば、
特定の外来語がいつから使われ出したのかといったようなことを、
いくらでも簡単に調べられる環境が整っていたのだ。
社会に出てから学ぶことの大切さを実感するというのはあまりにもベタだが、
学ぶ環境が整っていることと学ぶ対象に興味を持つこと、
この二つのタイミングが一致するというのはなかなか難しいことなのかもしれない。

モチベーションの話に戻すと、はるたんのモチベーションはもちろん劇場公演だろう。
公演出演が週に1,2回という状況が続く中、オフの日には羽根を伸ばして、
その日をどう過ごしたかなどをメールや755で努めて明るく伝えようとしてくれている。
しかし彼女はどうしても素直すぎるが故に、
気持ちが落ちかかっているのを上手く隠すことができない。
それは仕方のないことだ。どんなに立派な草木も水をやらなければ萎れてしまう。
はるたんにとって劇場公演とは、なくてはならない命の水なのだ。

映画の反響であれこれと舞い込んでいた仕事も落ち着いてきた頃で、
「一時の脚光で終わってしまうのではないか」という不安が、
はるたんの心の中に巣食っていることと案じられる。
無論、我々ファンの言葉で楽な気持ちになってもらえれば最高だが、
「元気出せ」と言ってすぐに元気になれるほど、人間単純ではない。
悲しさや悔しさの感じ方も人それぞれである。
ここでファンの側が一緒になって気の迷いを見せてしまっては元も子もない。

はるたんに仕事を与えるのも、公演出演を組むのも、我々にはできないことだ。
では、今はるたんのために何ができるのか。答えは人によって様々だと思うが、
そのことをきちんと考えた上で、日々の言動にも気を付けていく必要がある。
我々がはるたんの足を引っ張るようなことは、断じてあってはならない。
最近はファンの側も心がざわついているように見受けられるので、自戒を込めて。

6月18日、映画で脚光を浴びて自信に満ち溢れた言葉の数々をくれたはるたんの姿を、
我々と彼女の心が一つでさえあれば、きっとまた見られるはずだ。

2016年4月2日土曜日

地行浜は遠くになりにけり

早速ホークスタウンの解体が始まっているらしい。
HKT劇場も今日から取り壊しにかかっているようで、
結局私は移転にまつわるイベントには一切参加できず、
2月20日のセリが故障した公演が最後の地行浜となった。
劇場4周年のときもそうだったのだが、せっかく何日間かにわたってイベントを開催しても、
土日を全く使わないというパターンが多くはないだろうか。
まあ、あれはあれで印象的な公演だったので後味が悪いというわけでもないのだが、
せめて正式に劇場の閉鎖が決まってから一度くらいは、
楽しい思い出の詰まった地行浜に足を運んでおきたかったものだ。
まあこんなことを言いつつ、先月21日はいーちゃんの舞台を見るために福岡にいたので、
行こうと思えば全然行けたのだが…。

4月は7thシングルの発売があるくらいで、出張公演に足を運ぶ予定もないのだが、
転職以来遊びすぎたツケが回って今仕事で死にそうになっているので、
4月に何もイベントがないというのはむしろありがたかったりする。
何としても今月中に仕事の方は上手いこと軌道に乗せて、
5月以降総選挙のために走り回れるような環境を構築しなければならない。
はっきり言って私は会社員、というか社会人に向いていないのだが、
はるたんは苦手意識を持っていたことにもどんどん挑戦して、
今日はAKB劇場への出張公演で堂々たる輝きを見せていた。
せめて上野遥ファンであることへのプライドとして、
私もいい加減真面目にならなくてはいけない。
上司に怒られてばかりのかっこ悪い男がファンでは、はるたんもきっと嫌だろう。







たまには公演のキャプチャー画像など。まりりと真白がいい表情だったのでついでに。
パソコンの画面解像度が1600×900なのが地味にコンプレックスで、
例えば公演やプロレスの配信を見ながらブログを書いたりしようとすると、
微妙に横幅が足りなくて不便なのだ。
ケチケチせずにフルHDのものを買えばよかった。

2016年3月21日月曜日

Night and Day in Kobe

意気揚々と登場したR-トゥルースが「グリーンベイ!What's up!」と決め台詞を叫ぶ。
しかし会場はミルウォーキー。「グリーンベイとは呆れます!ここはミルウォーキーです!」と、
実況のマイケル・コールが観客を煽りまくり、会場からは大「ミルウォーキー!」チャントが。
自責の念に駆られたトゥルースは精神を病み、やがてリトルジミーの幻影に悩まされながら、
ザ・ミズとのタッグで究極の合体技「リトルジミー・フィナーレ」を完成させるのであった…。

という5年前の出来事を思い出すような全国ツアー神戸公演が、
名古屋のみなさん!」というはるっぴの影アナから始まった。
ここは「神戸!神戸!神戸!」と叫ぶのが正しいWWEユニバースのあり方なのだが、
HKTの現場でやると再起不能なほど叩かれそうなので流石にやめておいた。

3連休の中日ということで、昼夜公演を両方見たのだが、
特に夜公演は、今まで参加した大箱の中では一番の席だった。
四方にサイドステージを配置する構成なので、どちらを正面と言っていいのかわからないが、
Aブロックを正面とするとちょうど裏側のJブロックのスタンド席3列目という位置で、
開幕と同時に全メンバー中はるたんが一番近くに来るという状態に。
当然上野ドラムを装備した私はどこからどう見てもはるたん推しなので、
はるたんの夜公演ファースト爆レスは私が頂いた。フフフ。

その後もH-I-Jブロック前のサイドステージは、はるたんが最も頻繁に上がってくる場所であり、
劇場公演に勝るとも劣らない距離感ではるたんと曲中のやりとりができた。
あの距離であれば、私の渾身のはるたんコールもきっと本人に届いていたことだろう。
少しでもパフォーマンスを支える元気の足しになっていればいいのだが、
いずれにせよ、福岡(というか熊本)から応援しに駆けつけた者がここにいるぞということを、
十分すぎるほどに伝えられたので満足だ。









アンコール1曲目は待ちに待ったChain of loveだ。
系統としては少女たちよやロドスのようなメッセージソングなのだが、
ともすれば押しつけがましくなりがちな「前を向いて歩け」というニュアンスは、
この曲の歌詞には一切ない。
目立たなくても、報われなくても、人のために何かができる、
そんなメンバーたちの美しい心のありようを歌った、優しい曲である。
贔屓目抜きで、今までHKT48の名前でリリースされた曲の中で最高傑作だと思う。
そんな曲にはるたんがセンターとして抜擢されたのを当然と思うのも、
決して贔屓目なんかではない。はるたんセンターだからこそ、この曲が成り立つのだ。
昼公演は正直涙で全く前が見えなかったのだが、
夜公演はしっかりタイミングを覚えてイントロのMIXを入れ、
真ん中で踊るはるたんに届くように、それまで以上に全力ではるたんコールをした。

4月は丸々劇場公演がなく、握手会の類も予定に入っていないため、
次にはるたんに会えるのはGWのサイン会ということになる。
去年の7月に初めて劇場に入ってからというものの、
丸1ヶ月以上何のイベントにも参加しないということが全くなかったため、
干からびて死にやしないかと自分で心配になるが、
今回はそれくらいの期間は十分頑張れそうなほどの元気を貰った。
大騒ぎして疲れきっているはずなのに、心身ともにパワーが漲っている。
つくづくアイドルというのは偉大だ。

余談だが、今回は朝イチで新幹線に乗って神戸に向かい、
2公演見た後に夜行バスで日帰りするというかなり無茶なスケジュールだったのだが、
なんと全く同じスケジュールで神戸に来ていたはるたん推しの同志と偶然鉢合わせ、
しかも帰りは同じバスの席が前後同士という、なかなか珍しいことがあった。
これもひとえに、はるたんが導いた縁である。充実した一日だった。