2016年3月21日月曜日

Night and Day in Kobe

意気揚々と登場したR-トゥルースが「グリーンベイ!What's up!」と決め台詞を叫ぶ。
しかし会場はミルウォーキー。「グリーンベイとは呆れます!ここはミルウォーキーです!」と、
実況のマイケル・コールが観客を煽りまくり、会場からは大「ミルウォーキー!」チャントが。
自責の念に駆られたトゥルースは精神を病み、やがてリトルジミーの幻影に悩まされながら、
ザ・ミズとのタッグで究極の合体技「リトルジミー・フィナーレ」を完成させるのであった…。

という5年前の出来事を思い出すような全国ツアー神戸公演が、
名古屋のみなさん!」というはるっぴの影アナから始まった。
ここは「神戸!神戸!神戸!」と叫ぶのが正しいWWEユニバースのあり方なのだが、
HKTの現場でやると再起不能なほど叩かれそうなので流石にやめておいた。

3連休の中日ということで、昼夜公演を両方見たのだが、
特に夜公演は、今まで参加した大箱の中では一番の席だった。
四方にサイドステージを配置する構成なので、どちらを正面と言っていいのかわからないが、
Aブロックを正面とするとちょうど裏側のJブロックのスタンド席3列目という位置で、
開幕と同時に全メンバー中はるたんが一番近くに来るという状態に。
当然上野ドラムを装備した私はどこからどう見てもはるたん推しなので、
はるたんの夜公演ファースト爆レスは私が頂いた。フフフ。

その後もH-I-Jブロック前のサイドステージは、はるたんが最も頻繁に上がってくる場所であり、
劇場公演に勝るとも劣らない距離感ではるたんと曲中のやりとりができた。
あの距離であれば、私の渾身のはるたんコールもきっと本人に届いていたことだろう。
少しでもパフォーマンスを支える元気の足しになっていればいいのだが、
いずれにせよ、福岡(というか熊本)から応援しに駆けつけた者がここにいるぞということを、
十分すぎるほどに伝えられたので満足だ。









アンコール1曲目は待ちに待ったChain of loveだ。
系統としては少女たちよやロドスのようなメッセージソングなのだが、
ともすれば押しつけがましくなりがちな「前を向いて歩け」というニュアンスは、
この曲の歌詞には一切ない。
目立たなくても、報われなくても、人のために何かができる、
そんなメンバーたちの美しい心のありようを歌った、優しい曲である。
贔屓目抜きで、今までHKT48の名前でリリースされた曲の中で最高傑作だと思う。
そんな曲にはるたんがセンターとして抜擢されたのを当然と思うのも、
決して贔屓目なんかではない。はるたんセンターだからこそ、この曲が成り立つのだ。
昼公演は正直涙で全く前が見えなかったのだが、
夜公演はしっかりタイミングを覚えてイントロのMIXを入れ、
真ん中で踊るはるたんに届くように、それまで以上に全力ではるたんコールをした。

4月は丸々劇場公演がなく、握手会の類も予定に入っていないため、
次にはるたんに会えるのはGWのサイン会ということになる。
去年の7月に初めて劇場に入ってからというものの、
丸1ヶ月以上何のイベントにも参加しないということが全くなかったため、
干からびて死にやしないかと自分で心配になるが、
今回はそれくらいの期間は十分頑張れそうなほどの元気を貰った。
大騒ぎして疲れきっているはずなのに、心身ともにパワーが漲っている。
つくづくアイドルというのは偉大だ。

余談だが、今回は朝イチで新幹線に乗って神戸に向かい、
2公演見た後に夜行バスで日帰りするというかなり無茶なスケジュールだったのだが、
なんと全く同じスケジュールで神戸に来ていたはるたん推しの同志と偶然鉢合わせ、
しかも帰りは同じバスの席が前後同士という、なかなか珍しいことがあった。
これもひとえに、はるたんが導いた縁である。充実した一日だった。

2016年3月14日月曜日

アイドルを応援するということ

アイドル趣味とはなかなか理解されないもので、
「そろそろ目を覚まして彼女でも作れ」と会社の上司によく言われるのだが、
言われてすぐに気持ちを切り替えられるのなら苦労はしない。
私も自分自身で妙な生活をしているなとつくづく思うのだが、
これが最高に楽しいのだから仕方ないのだ。

「どういう気持ちで応援しているのか」ともよく聞かれるが、
これもそう簡単に答えられる質問ではない。
梅やはるたんを見た目で選んだのかというと決してそういうわけではないのだが、
全然好みのルックスでなかったとしたらきっと推してはいない。
見た目だけだったら一番好きなのは詩乃ちゃんかまりりだろう。
ダンスパフォーマンスはなおぽんが好きだ。歌声はじーなかりこぴがいい。
だが、私の推しメンは上野遥以外にいない。
何か一つのことが突出して好きだから推しているというわけではなく、
そういった諸々の一定水準を超えた上で、
内面から滾る何かを持っているメンバーを推しメンと呼ぶのだろう。
こんな曖昧な言葉を紡ぐしかないほど、推しメンというものを定義づけすることは難しい。

冷静に考えれば、一見何の見返りもないアイドルの応援に何十万と注ぎ込むのは、
人から見たら常軌を逸した行為であることだと理解はできる。
ただ、それを自分で常軌を逸しているとは決して思わない。
騙されているとかいないとか、踊らされているとかいないとか、そんなことに興味はないのだ。
応援するアイドルの一喜一憂を見ることで、我々ファンも本気で一喜一憂することができる。
スポーツを見たりするのと根源的なところは一緒で、
アイドルの応援とは更に、ファンがお金や労力をかけることで直接結果に介入できる。
それはただ声援を送るだけでは決して成し得ない、特別なことである。

推しメンの定義の話に戻るが、我々は「こうありたかった理想の自分」をアイドルに投影し、
そのメンバーの活躍を後押しすることで、自分の理想を実現しようとしているのかもしれない。
つまり推しメンとは、「一番自分の理想に近い生き方をしているメンバー」のことなのだ。
そう考えれば、梅もはるたんも自分で非常に納得のいく人選だ。確かにこの二人しかいない。



最近何やら悩んでいる様子のはるたんだが、人間そういうときも必要だ。
痛みを知っている人は強い。甘やかされて育った弱っちい私にはよくわかる。
これまでもずっと苦しんできたはるたんにもっと苦しめと言うつもりは毛頭ないが、
きっとその分、その苦しみが報われたときの喜びは人よりずっと大きいはずだ。
だから、もう少し待っていてほしい。必ず我々ファンが大きな喜びをもたらしてみせる。
はるたんを笑顔にするために、さあ今週も頑張ろうじゃないか。

2016年3月7日月曜日

地行浜の思い出

私のもう一つの趣味はクラシックギターなのだが、
「アルハンブラの思い出」といえば誰でも一度くらいは聴いたことがあるだろう。
「禁じられた遊び」と並んで、クラシックギターを代表する有名な曲だ。
私がホークスタウンモールの現HKT劇場に足を運んだのは計11回、
その中で「地行浜の思い出」として1曲を挙げるとしたら、何を選ぶだろうか。

私が熊本に引っ越してきたのは去年の8月28日。
その前に2回シアター公演を見ていて、初めて最終ベル公演を見たのが9月21日。
はるたんが16歳になった次の日のことである。
たまたま当たった茉央の生誕祭で、はるたんを間近で見たのはその日が初めてであった。
ここまで全てチーム公演だが、その後はパジャドラばかり当たる期間が続き、
結局11回のうち5回がパジャドラ公演。その中には思い出深いハロウィン公演もある。
とうとう現劇場のうちにただいま恋愛中公演に入ることは叶わず、
大学の先輩と初日をロビ観しただけである。

最後にパジャドラを見た12月6日の緋杏生誕から3ヶ月が経っているが、
なんだかんだで私にとって現劇場の思い出といえばパジャドラ公演の印象が強い。
その中でも、白いシャツは本当に好きな曲だ。
公演の中で感じた様々な思いを、全て纏めて「感動」として昇華してくれる、そんな曲である。
はるたんが目立っていたのもどちらかというとパジャドラ公演の印象で、
小柄な体躯からは考えられないような馬力と、
それでいて「可愛い」ことを忘れないはるたんのパフォーマンスが、
パジャドラ公演という演目とばっちり噛み合っていた。
はるたんのよさを最も引き出せる公演は、パジャドラ公演だったのかもしれない。

というわけで、私の「地行浜の思い出」は「白いシャツ」ということにしておこう。
結局この土日の公演には当たらず、
私にとっては先月のセリが故障した公演がおそらく最後の地行浜となる。
白のペンライトを振って一緒に歌詞を口ずさんだ思い出を胸に、
ひとまずは西鉄ホールでの公演を楽しみにしておこう。
新劇場に関しては賛否両論渦巻いているが、
HKTはどんな状況をもプラスに転じることができるグループだと、私は信じている。



ついでのような言及の仕方で大変申し訳ないが、
はるたんがめでたく600回目の公演を迎えた。2期生ではもちろん一番乗り。
1期生は下野さん、りーぬ、今田さん、植木さんが去年の時点で達成。
若ちゃん、ボスも600回に迫っていたのだが、もう達成していただろうか。記憶が曖昧だ。
昨年末までの数字では2期生の2位が梅の536回であるので、
やはり私は公演にたくさん出てくれるメンバーが好きなのだ。
新劇場でも上手いことスケジュールを調整して、
土日の2回公演を多く確保してくれるといいのだが…。

2016年3月2日水曜日

ここで起きてる奇跡

ボスにはなちゃんおめでとうとか、グッドラック来笑とか、書きたいことは山ほどあるのだが、
全然時間がないのでとりあえず最近の可愛いはるたんの写真でも見て癒されてほしい。




何があってもはるたんの笑顔を見れば幸せになれる。はるたん推しは無敵だ。