2016年4月23日土曜日

5日前

断水して9日も経つと慣れるもので、あの手この手でなんとか生活はできている。
しかし生活の質を保とうとするとどうしてもあっちこっちに出掛けなければならず、
地震で波打った道路を自転車で走るのはかなり体力が奪われる。
そんなことを毎日繰り返しているので、そろそろ疲労困憊である。
避難所暮らしの方々に比べればまだマシなので、贅沢は言っていられないが…。

さて、はるたんはここのところ新公演のレッスンに励んでいるようだ。
初日は来月以降になることが確定しているが、
最後に生で見たシアター公演が去年の11月なので、
実に半年以上間が空くことになるわけだ。
コールのタイミングなどそろそろ忘れていそうだが、
今後はシアター公演の方に多く入ることになると思われるので、
早めにリハビリを行っておきたいところだ。

それにしても、新公演は全く異なる演目にすることはできなかったのだろうか。
あくまで推測でしかないが、今回の演目の交換やTⅡ結成に関しては、
どうしても劇場閉鎖の決定に伴う後手後手の対応としか思えない。
何の捻りもなく研究生を全員固めてTⅡにするなら、
他にいくらでも昇格のタイミングはあったし、
演目に関しても劇場移転がなければそのまま続行していただろう…と、
何の根拠もなく言うのは好きではないが、そう捉えられても仕方がない状況ではある。
ドキュメンタリーの中で尾崎支配人が「今年は攻めていく」という旨のことを仰っていたが、
正直今年の前半は、落ち着いて活動するための足元固めに奔走しただけの感がある。
西鉄ホールでの公演や夏のホールツアーをきっかけとして、
下半期は是非とも本当の意味での「攻めのHKT」を見せてもらいたい。



ところで、はるたんが久々におでかけのロケに参加したらしい。
これまで出た2回は海の家とハンドベルの回なので、ジャージを着るのは初めてだ。
はるたんは前を開けて黒Tシャツを見せるスタイルなんだな。うむ、文句なしに可愛い。
放送を見るまでは死ぬわけにはいかないので、
また一つ震災を生き抜く原動力ができてよかった。

2016年4月16日土曜日

熊本より

何度かブログに書いた通り、私は熊本に住んでいる。
熊本城までは歩いて15分ほど、熊本市中央区にあるマンションの2階。
幸い低層階だったので被害はそこまで大きくなかったが、
実家から持ってきたお気に入りの食器は粉々に砕け、
断水がずっと続いて家事がほとんどできない状態である。

東日本大震災のときは実家で震度5弱を経験したが、
今回は一昨日夜の5強と今日未明の6強が我が家を襲った。
東日本では感覚的に当てはまらなかった「被災」の2文字が、
現実の光景としてまざまざと私の前に立ちはだかっている。

繰り返すが、私個人の被害は大したことはない。
しかし少し街を歩けば、1㎞も行かないところで木造家屋がいくつも全壊している。
1回目の地震までは、まだ「来週から立て直そう」という考えでいたが、
2撃目を加えられた熊本の街は、そう短期間で元に戻るような様子ではない。
私は去年住民票を熊本市に移しており、正真正銘熊本市民である。
先月の熊本県知事選にも投票してきた。
この震災についてもしっかりと当事者意識を持って、自分の役割を果たしていきたいと思う。



ともあれ、少し疲れてしまった。そんなときはこの二人のパフォーマンスを見よう。
なおぽんは髪が伸びてきて、小さい方のあの子のことが思い出される。
こういうとき、無事を確認できる手段がないと心配だ。元気でやっているだろうか。

2016年4月10日日曜日

motivation



動機を与えるもの、刺激、誘因。
モチベーションという横文字がいつから日本に浸透したのかは定かでないが、
確かに英和辞典に列挙されているようなこれらの訳語では、
この言葉の本質を十分に表現できていないように思える。
考えてもみれば、文学部日本文学科に所属していた学生時代であれば、
特定の外来語がいつから使われ出したのかといったようなことを、
いくらでも簡単に調べられる環境が整っていたのだ。
社会に出てから学ぶことの大切さを実感するというのはあまりにもベタだが、
学ぶ環境が整っていることと学ぶ対象に興味を持つこと、
この二つのタイミングが一致するというのはなかなか難しいことなのかもしれない。

モチベーションの話に戻すと、はるたんのモチベーションはもちろん劇場公演だろう。
公演出演が週に1,2回という状況が続く中、オフの日には羽根を伸ばして、
その日をどう過ごしたかなどをメールや755で努めて明るく伝えようとしてくれている。
しかし彼女はどうしても素直すぎるが故に、
気持ちが落ちかかっているのを上手く隠すことができない。
それは仕方のないことだ。どんなに立派な草木も水をやらなければ萎れてしまう。
はるたんにとって劇場公演とは、なくてはならない命の水なのだ。

映画の反響であれこれと舞い込んでいた仕事も落ち着いてきた頃で、
「一時の脚光で終わってしまうのではないか」という不安が、
はるたんの心の中に巣食っていることと案じられる。
無論、我々ファンの言葉で楽な気持ちになってもらえれば最高だが、
「元気出せ」と言ってすぐに元気になれるほど、人間単純ではない。
悲しさや悔しさの感じ方も人それぞれである。
ここでファンの側が一緒になって気の迷いを見せてしまっては元も子もない。

はるたんに仕事を与えるのも、公演出演を組むのも、我々にはできないことだ。
では、今はるたんのために何ができるのか。答えは人によって様々だと思うが、
そのことをきちんと考えた上で、日々の言動にも気を付けていく必要がある。
我々がはるたんの足を引っ張るようなことは、断じてあってはならない。
最近はファンの側も心がざわついているように見受けられるので、自戒を込めて。

6月18日、映画で脚光を浴びて自信に満ち溢れた言葉の数々をくれたはるたんの姿を、
我々と彼女の心が一つでさえあれば、きっとまた見られるはずだ。

2016年4月2日土曜日

地行浜は遠くになりにけり

早速ホークスタウンの解体が始まっているらしい。
HKT劇場も今日から取り壊しにかかっているようで、
結局私は移転にまつわるイベントには一切参加できず、
2月20日のセリが故障した公演が最後の地行浜となった。
劇場4周年のときもそうだったのだが、せっかく何日間かにわたってイベントを開催しても、
土日を全く使わないというパターンが多くはないだろうか。
まあ、あれはあれで印象的な公演だったので後味が悪いというわけでもないのだが、
せめて正式に劇場の閉鎖が決まってから一度くらいは、
楽しい思い出の詰まった地行浜に足を運んでおきたかったものだ。
まあこんなことを言いつつ、先月21日はいーちゃんの舞台を見るために福岡にいたので、
行こうと思えば全然行けたのだが…。

4月は7thシングルの発売があるくらいで、出張公演に足を運ぶ予定もないのだが、
転職以来遊びすぎたツケが回って今仕事で死にそうになっているので、
4月に何もイベントがないというのはむしろありがたかったりする。
何としても今月中に仕事の方は上手いこと軌道に乗せて、
5月以降総選挙のために走り回れるような環境を構築しなければならない。
はっきり言って私は会社員、というか社会人に向いていないのだが、
はるたんは苦手意識を持っていたことにもどんどん挑戦して、
今日はAKB劇場への出張公演で堂々たる輝きを見せていた。
せめて上野遥ファンであることへのプライドとして、
私もいい加減真面目にならなくてはいけない。
上司に怒られてばかりのかっこ悪い男がファンでは、はるたんもきっと嫌だろう。







たまには公演のキャプチャー画像など。まりりと真白がいい表情だったのでついでに。
パソコンの画面解像度が1600×900なのが地味にコンプレックスで、
例えば公演やプロレスの配信を見ながらブログを書いたりしようとすると、
微妙に横幅が足りなくて不便なのだ。
ケチケチせずにフルHDのものを買えばよかった。