2016年10月30日日曜日

Back in Town

日本で「Back in Town」と検索すると一番上に出てくるのは、
お酒と料理を楽しみながら生の音楽を聴くことができる、曙橋のライブハウスである。
カナダのギタリストであるアントワン・デュフォールが来日した際、
このBack in Townでライブが行われたのだが、
繁忙期の平日夜だったために行けなかったことを今でもよく覚えている。
ちなみに、私は直接面識はないのだが、
「プリンセス・ピンク」の異名を持つギタリスト、椎野みち子氏もこの店をよく使うらしい。

そんなプチもいいところな情報はさておき、結局仕事は辞めることになった。
色々あって元の勤め先には伝えていないのだが、既に次の会社も決まっている。
熊本の家は20日に引き払い、約1年間にわたる九州での生活は幕を閉じ、
また生まれ故郷の神奈川で過ごすことになる。
関西出身の上司は「横浜の人は冷たい」なんてことを言っていたが、
やっぱり私は関東で「普通」とされるくらいの距離感での人付き合いが好きである。
どうも関西の人は苦手な相手でも「放っておく」ということをしないように思える。
特に私など余程気が合わない限り心の交流をシャットダウンするタイプなので、
上司からしてみれば何を考えているかわからない、つまらない奴だったと思うのだが、
そんな相手でも何かいじれる部分を無理矢理にでも見つけて徹底的にいじってくるのだ。
正直会社での私など、人畜無害無味無臭で存在感の全くない人間だったと自分では思うが、
この1年間で、特に飲み会の席では随分と滑稽な面白キャラとして消費されてきたものである。
まあ、飲み会で「放っておいてほしい」などと言うのは営業マンとしてはまずいのだろうが、
そんなこんなですっかり「会社の飲み会」というものが嫌いになってしまった。
次の会社は横浜本社以外に事業所はなく、
おそらく神奈川近辺の出身者が多いはずなので、気が合う人が多いことを願うばかりだ。



とりあえず11月から働き始めるので近況報告をしようと思ったが、他に書くことがない。
ハロウィン公演に入れないのは心底残念だが、
流石に出社初日に「明日休んで福岡に行きます」と言えるほど頭のネジが緩んではいない。
5周年はどうやら脳パラ公演の再演がまたありそうなので、
そこに照準を定めて1ヶ月くらいは大人しくしていようと思う。

2016年10月16日日曜日

all day long

最近の握手会は最終部近くまで残ってステージイベントを眺めつつ、
同志たちと合流して一杯と言わず何杯か引っかけて帰ることが多いので、
はるたんが1部からだったりすると朝から晩まで会場にいることになる。
とは言え、会場が横浜だとやはり帰るのは楽で、
昨日も19時頃から飲み始めて4時間近く盛り上がっていた。
本店シングルはあまり買っていないのだが、
今後も横浜会場には無券でも駆けつけて飲み会にだけは参加することにしよう。

◆1部 上野遥

(2枚)
先月の名古屋個別の記事にも書いたが、なおぽん推しのK氏という知人がいて、
この日は彼とそれぞれの推しメンのレーンで連番する段取りをしていた。
3部に来るという話だったので、忘れないうちにジャブを打っておいた。

(2枚)
今年はどうもハロウィン公演はないか、あっても行けないことは間違いなさそうなので、
もし今年も入れたらやろうと思っていた仮装のネタバレをした。
仮装と言っても去年とテイストは変わらず、
ティアドロップ型サングラス以外にお金はかからないパーフェクトヒューマンである。
本当はデーモンキングをやりたかったのだが、
準備が大変すぎる上に誰にもネタが伝わらずただただ怖いだけになるのは確実なので、
衝動的に小道具を揃えるまでには至らなかった。

(3枚)
そういえばはるたんには、もう一つの趣味であるクラシックギターの話をしたことがなかった。
熊本にいる間はコンサートにもコンクールにも楽器屋にもほとんど顔を出す機会がなく、
丸1年間ひたすら好きな曲を練習するだけの日々を送っていたのだが、
握手会の前日に久しぶりにコンサートを見に行き、ギター仲間と再会した。
その際、すっかり劇場公演に慣れてしまったせいで開演1時間前には会場に着いてしまい、
友人に「早く来すぎだ」「物販も抽選入場もないぞ」といじられた話や、
黙って聴くのが普通のクラシックギターにMIXを入れたくてしょうがなかった話をした。

(3枚)
お陰様でと言うべきか、はるたんファンの間で光るはるたん団扇が静かなブームである。
私が作った上野ドラムと上野オクタゴンの他に、
LEDテープを巻いて光源とするタイプを作った同志が二人。
生誕祭でも見事にDMMで抜かれ、2chの実況スレでも話題になっていた。
メンバーの名前を目立たせることは決して悪いことではないだろうということで、
私もより光量に拘った新作を作ろうと目論んでいる。
ということをはるたん本人に宣言してしまったので、またいいものを作ってやろうではないか。

◆2部 上野遥

(6枚)
はるたんは今話題の「君の名は。」で一人映画デビューしたとのことだが、
私など逆に誰かと連れ立って映画を見に行ったことは数えるほどしかない。
私は感動屋なので、基本的に映画館に見に行くほど気になっているような映画なら、
どんな映画だろうと何かしらに由来する感動で泣いてしまう。
特に感動要素のないディザスター映画でも映像の素晴らしさに涙することもしばしば、
という話をしていたら、「如何に涙腺が緩いか」という説明の流れで、
梅の卒業公演のときは翌日の仕事中にも10分に1回思い出し泣きしていた話になった。
基本的に浮気に厳しいはるたんだが、
梅梅言っても全く怒らないので、亡霊には優しいのだろうか。

(6枚)
今月は西鉄ホールでの公演がないので、昔の映像などを見返している。
中でも劇場3周年のリバイバル公演3dayは大好きで、何度見ても全く飽きない。
はるたんは初日の手つなに出演していたのだが、
私はどうしてもまたはるたんのGlory daysが見たい。
ちなみにはるたんはこのとき、曲の終わりに帽子が脱げそうになっていたらしい。
帰って見てみたら、確かにサッと帽子を押さえているところが確認できた。
2年近く前のことだが、よく覚えているものだと感心してしまった。

◆3部 上野遥

(2枚)
ここで連番の約束をしていたK氏が到着したので、私が先にレーンに入って軽く紹介。
小声で「神対応のほど、よろしくお願い致します」と言っておいた。

(2枚)
どうやらK氏はとても満足してくれたらしく、「来てよかったと言ってたよ」と伝えておいた。
名古屋でなおぽんに説明した、彼との具体的な関係を教えると、
「運命だね!ワンチャンあるね!」と何故かK氏とくっつけようとしてきた。
もしかして私も男が好きな男だと思われているのだろうか。
確かにゲイにはよくモテるし、東海道線で痴漢に遭ったこともあるのだが…。

(6枚)
いつものようにレーン前ではるたん推しの同志と話し込んでいたのだが、
この日は公演の細かい振り付けの話になったので、はるたんにも振ってみた。
私はとりわけキャパシティーのサビ中、
腰の位置で拳を握って頭の位置まで上げてからビシッと額の前で握り直す動作が大好きで、
これを勝手に「キャパキャパグリップ」と命名し、色んなメンバーの動きを見比べている。
個人的に最高だと思うのはなおぽんである。参考のGIFを貼っておこう。



Twitterに上げるためにサイズを絞ったものなので、画質が粗いのはご勘弁願いたい。
はるたんは「キャパキャパグリップ」というネーミングがツボったらしく、
思いもよらずこの日一番ウケたのでいい気分に。

(14枚)
また時間配分をミスってまとめ出しになってしまったので、生誕祭の話をした。
G+のコメントに話が及ぶと「本当に真面目だよね~」と笑われてしまった。
真面目というか、何か刺さればと思ってためになりそうなことを言っているだけなのだが、
あんなテイストの人は他にいないので変に目立ってしまっているのかもしれない。
亀仙人のくだりはわかりにくいかと思ったので、
背景となる作風やどんな意図の台詞なのかということを解説しておいた。
それほどまでに、私としてはあの台詞は「何かに打ち込む人」にとって有意義だと思うのだ。

◆4部 山田麻莉奈

(1枚)
はるたんのお見送りを挟んで、昼食を立ち食いしつつまりりレーンへ。
1枚出しは握手会デビューの去年5月以来なのだが、
次の話題に3枚くらいかけたかったので、手持ちの4枚と相談して1枚出し。
この日のまりりさんはアニメのコスプレをしていたので、
「今日のテーマは何ですか?」と聞いてみたのだが、
タイトルもキャラクターの名前も全然日本語として認識できなかった。
辛うじて何となく聞き取れた語感を頼りに「てんてこ」「月隠時子」などと検索していたのだが、
正確には「変猫」「筒隠月子」だった。全くヒットしないわけだ。
私も中高生のときはアニメやゲームが大好きだったのだが、感覚が鈍ったものである。

(3枚)
まりりさんも私のハンターを目撃した16人のうちの一人なので、
1年近くの時を経て「覚えてないかもしれないけど…」と話を振ってみたら、
「ああー!」と100点満点のリアクションをしてくれた。どうやら覚えていたようだ。
後ははるたんと同じような話の流れになった。
パーフェクトヒューマンについては「背高いし似合いそう!」とお世辞を言ってくれた。
こういうところはやはり大人の女性だなと感心する。

◆4部 栗原紗英

特に内容のある話はしていないのだが、紗英ちゃんは相変わらず凄まじい破壊力である。
始終猫撫で声だし目をがっつり合わせたまま顔を傾けて色んな角度から見てくるし、
あまり枚数を積むとハマってしまいそうで非常に危険だ。
そんなにお金を使う気がないのなら、
公演で遠巻きに眺めるだけにしておいた方がいいかもしれない。

◆昼の部 松本日向

(2枚)
唯一買っていた4期生の券は、松本日向が4枚。
正直、人となりもよくわからないメンバーを4枚も買うのはかなりの冒険である。
ひとまず「初めまして」と挨拶してから、
ずっと気になっていた月刊エンタメの4期生特集の話をした。
と言うのも、最近色々な雑誌で4期生特集が組まれているのだが、
月刊エンタメだけあだ名の欄に「ひなっちょ」と書かれているのだ。
真相はどうやら途中で採用を見送ったニックネームらしく、
本人は「黒歴史」と言っていたので今後使われることはないと思うが、
私は「Ever17」のファンで「コメっちょ」に似た語感が好きなので、
今後もひなっちょと呼び続けようと思う。決して嫌がらせではない。

(2枚)
2ループ目の話の内容は諸事情により伏せてさせて頂く。まあ大した話はしていない。
そんなことより、1ループ目で手を握ったときに「手冷たっ」と言われ、
その後喋りながらずっと両手でスリスリと温められたのに、年甲斐もなくドキドキしてしまった。
飲み会でも話題になったのだが、どうやら4期生は握手会について相当な指導を受けていて、
初っ端から所謂「釣り」テクニックを駆使しているメンバーが散見された。
そんなことでデレデレして握手券を積むほど単純な男ではないつもりだが、
きっとまた4期生を買うならひなっちょを買ってしまうだろう。

◆5部 岡本尚子

(2枚)
ここでまたK氏と合流し、今度はさっきと逆パターンで連番。
名古屋で話したことを覚えていたらしく、
K氏の時間なのに後ろにいた私にも「そういえばこの間言ってたよね!」と話しかけてくれた。
丁寧に紹介してくれたK氏には感謝である。
自分の時間になってからは、新潟の出張公演の話などをした。

(3枚)
なおぽんはキャパキャパグリップの第一人者なので、はるたんと同じ話をした。
ちなみにKⅣでのキャパキャパグリップは咲良さんがとてもよかったのだが、
なかなか見る機会がないのが残念である。

(3枚)
正直なおぽんははるたんに次いで私の中では特別なメンバーである。
今後もH公演でよく会うだろうし、握手券も毎回必ず買うつもりなので、
観念して(?)名前を名乗り、ちゃんと自己紹介しておいた。
「名前を恭平と言いまして」と名乗ったところで「恭ちゃん」とボソッと言われたのだが、
私の数少ない女友達は私を「恭ちゃん」と呼ぶことが多く、なんだか嬉しくなった。
一番肝心な「はるたん推しである」ということを言いそびれたのだが、
まあいつもピンクだからわかっているだろう。



最近はイベントの内容と同じくらい、現地で会った人と交流することが楽しみになっている。
これは孤高のオタクだった梅推し時代には考えられなかったことだし、
これらは全てはるたんが繋いでくれた絆である。
そのことに対するお礼も言おうとして忘れてしまったので、次こそはちゃんと伝えたい。
いつの日かはるたんが卒業しても、一緒にはるたんを応援した人たちとは、
いつまでも何でも語り合える友達でいたいと、そう思う。

2016年10月10日月曜日

はい、ちぃず

自他関係なく、普段から人の写真を撮らないものだから、
写真を撮る際の定番のかけ声というのも、去年の12月27日に発したのが最後だ。
まあ、結局今回も特別何か言ってから撮影したわけではないので、
もしかしたら私はもう一生「はい、ちぃず」という言葉は口にしないのかもしれない。
いや、むしろ誰かに頼まれて写真を撮る機会があっても、かけ声は別の言葉にしよう。
握手会後の飲み会で「前の推しメン」の話が出たものだから、
そんなことをふと考えた体育の日の昼下がり。

というわけで10月9日、私は8部のツーショット写真会の券だけ確保していたのだが、
暇すぎて早く会場に着いてしまったので、8部の券を少し取り崩し、
推し増し制度を利用して7部の握手券として使うことにした。

◆7部 上野遥

(2枚)
生誕祭のペンライト演出について、
シアターの女神で衣装に合わせた3色に色分けする案を出したのは、実は私である。
生誕祭についての記事でも述べた通り、私はアイデアを出しただけで、
実務上は何も大した仕事をしていない。
あそこまで綺麗に決まったのは他の委員の皆様や来場者の方々の協力があったからで、
それについて自慢をする気も手柄を主張する気も更々ないのだが、
DMMコメントではるたんがこちらの演出意図を100%汲み取ってくれていたのが嬉しくて、
そのことだけを伝えておいた。

(2枚)
10月は西鉄ホールが全く使えないとのことで、
必然的に10月の大イベントであるハロウィン公演も、少なくとも10月中にはないことになる。
まあ大イベントだと思っているのは私だけかもしれないが、
未だにメンバーに対しては「ハンターさん」としての印象が強い私としては、
もし行われないなんてことになったらそれはそれは悲しいことである。
という話をしたが、まず当選しないことには仕方ないんだけどね。

◆8部 上野遥

(2枚)
そういえばNGT劇場出張公演についての記事を書くのをすっかり忘れていた。
今更なのでこの場を借りて書いてしまうが、10月3日の新潟出張公演に行ってきた。
出張公演といえば、名古屋出張公演の際にまさかの初優勝を飾った苦い思い出があるが、
なんと新潟出張公演でも見事優勝し、立ち見最後列に。
旧劇場を含めたHKT劇場では一度も優勝したことはないのだが、
どうも出張公演とは相性が悪いらしい。
そんなわけで肉体的にはかなり辛い公演だったのだが、新潟の立ち見は案外悪くなかった。
はるたんもばっちり見えていたと言っていたし、
何よりその日は立ち見席真後ろの関係者席にNGTメンバーが見に来ていて、
最近気になっている小熊倫実さんや奈良未遥さんを間近で見ることができたのでよかった。

(2枚) ※1枚ツーショット当選
サイン会と同じ要領で抽選を行うと、2ループ目にしてツーショットに当選した。
当選確率は大体サイン会と同じようなものだろうか。
ちょっと前にiPhoneケースをピンクのものにしていたので、
「あ、ピンクだ~」「意識高いでしょ」なんてやりとりをしながら1枚。
「家で猛練習してきたけど、いくら撮ってもイケメンに写らない」と自虐をかますと、
「そんなことないよ~」とお約束のフォローを頂いた。
私はどうにかはるたんの口から「イケメン」と言わせたいのだが、今回は失敗である。

(2枚) ※1枚ツーショット当選
1枚目で左手を下ろしたまま撮ってしまったので、2枚目はしっかりとシャカサイン。
この日はIronman World Championshipハワイ大会に私の父が出場していたので、
そんな意味合いも込めてのハワイの挨拶だと懇切丁寧に説明。
こういうところがオタクの面倒臭いところだと自分でもつくづく思うが、
笑って聞いてくれるはるたんはやはり女神だなとしみじみ。

(2枚) ※1枚ツーショット当選
そんなにポーズにバリエーションがあるわけでもないので、
シャカサインの小指を鼻の穴(もちろん自分の)に突っ込んで撮影。
これが意外とウケたのでよかった。
どうも私はG+のコメントは基本的に敬語だし、
対面しても紳士感を出したいあまりふざけたことは言わないので、
ユーモアのセンスに乏しい奴だと思われていた節がある。
これからはもう少し貪欲に笑わせにいってもいいかもしれない。

(8枚) ※3枚ツーショット当選
ここまで来ると慣れたもので、グラビア撮影よろしくポーズを変えつつ3枚撮影。
残りの時間は、まあここに書くまでもない他愛もない話で終了。
結局どうしても伝えておきたいことはG+にコメントしてしまうので、
握手会ではどうでもいい話に終始するスタンスがいいのかもしれない。


この日は全体的に人数が少なかったのだが、
その分一人一人の対応に時間をかける余裕があったのか、
他の人への対応も私が見た分ではかなりよかったように見受けられた。
ひとまずは、開演まで1時間を切ったじゃんけん大会での活躍を祈りつつ、
またたくさん券を買ってしまった来週のHKT個別を楽しみにしたい。