2017年3月8日水曜日

開幕











「熱血!ブラバン少女。」が博多座にて、初日を迎えた。
祝いの印に、今日の記事の写真は特大サイズだ。
感想はもう、今更私が言うまでもあるまい。
初日の席は示し合わせてもいないのにはるたん推しの同志と隣になってしまったのだが、
あまりにも涙でずぶ濡れになってしまい少々恥ずかしかった。

正直、あそこまで完成させてくるとは誰も予想もしていなかっただろう。
何せ一人だけ舞台経験ゼロ、尚且つ主要キャストの中で最年少の「アイドル」なのだ。
元々そこまでハードルは高くなかったはずである。
だが、はるたんはそんな我々が設定した低いハードルなど一顧だにしなかった。
周りの出演者に引けを取らないよう、経験の少なさを言い訳になどせず、
自分のできる精一杯を常に出し続けて、必死に、必死に、努力したのだろう。
冒頭の回想が終わってからの第一声、現在のパートははるたんの台詞から始まる。
その台詞一つ聞いただけで、声の出し方から稽古に稽古を重ねてきたことが理解できる。
はるたんの言葉を聞く毎にただただ尊敬の念が溢れ出て、ついでに涙も溢れ出た。
そこにいたのは、紛れもない舞台女優、上野遥だった。

あんなものを見せられて、熱くならないはずがない。
今回の舞台を通じて、彼女が一回りも二回りも成長していることは間違いないが、
それでもやっぱり、はるたんは我々の知っているはるたんだった。
どんな逆境でも必ず跳ね返して我々を楽しませてくれる、あのはるたんだった。

少しでもはるたんを好きでいてくれる人に言っておきたい。
「熱血!ブラバン少女。」は、絶対に見るべきだ!!!
私はあと5回見る。もしかしたら6回になるかもしれない。